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ももたろう

小澤俊夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784774311876
ISBN 10 : 4774311871
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

昔話絵本の決定版。長野県下水内郡で語られた昔話をもとに再話。全国各地に伝わる有名な話だが、今回は、悪い鬼を退治するという目的を果たすだけで帰ってくるシンプルなもの。擬音語は伝承された形のまま残す。

【著者紹介】
おざわとしお : 中国長春生まれ。小澤昔ばなし研究所所長、昔ばなし大学主宰。口承文芸学者、筑波大学名誉教授

ながさきももこ : 東京都生まれ。保育園勤務を経て、小澤昔ばなし研究所所員。同再話研究部員

こばやしゆたか : 東京都生まれ。日本画家。中東・アジアをたびたび訪れた体験が作品制作のテーマになっている。絵本『せかいいちうつくしいぼくの村』で産経児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヒラP@ehon.gohon

    いろんな「ももたろう」の絵本があるなかで、どちらかというと地味で渋みのある絵本です。 はでな立ち回りや、宝物を手に入れて意気揚々と帰ってくるももたろうではありません。 小林豊さんだからの表現でしょうか。 コンパクトな絵本だからか、お話も簡素です。 でも、とても味わいのある絵本だと思います。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    子どもとよむ日本の昔ばなし 13 小澤先生が再話されたシリーズ 長野県で語りつがれていた『桃太郎(日本昔話通観12 山梨・長野)』をもとに再話。桃が流れてくる時は「ごっくりごっくり」、「奇妙頂来きびだんご。ひとつ、くえばうまいもの。ふたつは、くってはならぬもの」のセリフ、鬼退治は鬼だけ退治するなど初めての展開でした。小林豊さんの絵がとてもドラマチック、ラストは村の平和をしっかり感じ取れます。

  • BEAN STARK

    流れてきた桃の絵が美しい。亀もリアル。きびだんごは「ひとつ食えばうまいもの ふたつは食ってはならぬもの」

  • 遠い日

    「子どもとよむ日本の昔ばなし」シリーズ13。絵の構成がいい。最初の、ことばのない見開きページは、ただ鬼に荒らされて荒廃した都のようすが描かれる。お話も桃太郎自身がきびの穂を取ってきて、おばあさんにきび団子を作ってくれるように頼むところなど、珍しいように思う。鬼との戦いの場面は紙幅の関係か、あっさり。

  • ゆかり

    最近、娘が昔話にはまっています。やはり、話がよくまとまっていて、子どもを惹きつけるものがある。そして、綺麗な文章だと思いながら読んでいたら、公文出版でした。音読にも最適な絵本です。そして、やはり絵が綺麗。ももを包丁でパカーンと割ったとこで、娘が一言。"あぶなっ" 笑。

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