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2030年の戦争 日経プレミアシリーズ

小泉悠

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296118038
ISBN 10 : 429611803X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
山口亮 ,  

Content Description

日本の安全故障環境はきな臭さを増している。戦争が起きるとしたらどういう事態か。どう備えるか。気鋭の軍事専門家が徹底討論。

【著者紹介】
小泉悠 : 東京大学先端科学技術研究センター准教授。専門はロシアの軍事・安全保障。1982年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。民間企業勤務、外務省専門分析員、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所(IMEMORAN)客員研究員、公益財団法人未来工学研究所特別研究員を経て、現職。著書に『「帝国」ロシアの地政学』(東京堂出版、サントリー学芸賞)など

山口亮 : 東京国際大学国際戦略研究所准教授。専門は防衛政策・戦略・計画、安全保障、国際政治、交通政策。1982年生まれ。アトランティックカウンシル・スコウクロフト戦略安全保障センター上席研究フェロー、パシフィックフォーラム上席研究フェローなどを兼任。オーストラリア国立大学アジア研究学部卒、同大大学院戦略防衛研究科修士課程修了、ニューサウスウェールズ大学大学院キャンベラ校人文社会研究科博士号取得。ムハマディア大学マラン校客員講師、釜山大学校客員教授、東京大学先端科学技術研究センター特任助教を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 25年1月。校正か校閲か、(電子版135頁)「米国はもちろん日本にある米軍基地に核ミサイルの照準を当て〜」は「中国は〜」だろう■主にボスニア紛争を論じたカルドー『新戦争論』を引いて、低烈度の暴力が勝利のために行使されているとは限らないと説く。マフィアみたいな連中からすれば単に戦争が続いてさえいれば、ずっと威張っていられる望ましい状況が続くと。プーチンの目的も勝利、停戦とは限らない。戦争を終わらせる必要があるのか。戦争状態を続けてクリミア半島やウクライナ東部を実効支配していればよいという考え方なのでは。

  • おのちん

    ★★★★☆:非常に多くのことをアップデートすることができた一冊であった。損害受任度の大きなロシアと比較すると日本は著しく損害受任度が低いため、グラントデザインの重要性が高いのだと理解した。ただし長く平和にいる日本ではなかなか表立って動けないため、苦労が多いのだろうなと思った。

  • 2030年代において日本が直面しうる安全保障環境について予測してみようという本。ウクライナでも結局は大砲等火力が物を言い、ドローンを大量投入したところ敵味方が丸見えになってしまい動けず、結果として第一次大戦の塹壕戦になってしまったというのが印象的。その最前線で昔の戦争を強いられるのが北朝鮮や辺境の本流とは外れた民族からなる部隊になりがちなのは昔の戦争と違うところなんじゃろか。未来の戦争には運用適応力が一番必要って日本が一番苦手な分野じゃないかなとは思ってしまった。

  • Katsuto Yoshinaga

    共に1982年生で、自称軍事オタク上がりの小泉氏と自称体育会系筋肉脳系の山口氏による、現代から近未来への軍事と戦争に関する対談。リベラルでもなくパターナル(権威主義)でもなく、理想論に陥らずに交わされる軍事論に、改めて地政学と国際政治の現実を突きつけられた。テクノロジーは進歩しているのに、人による戦争が無くならない理由として、「暴力によって生命が脅かされる強制力によって初めて、相手に屈し、領土を割譲するなどの結果を受け入れる」つまり人が死なないと納得しないと、小泉氏は語る。(コメに続く)

  • SGR

    今からお概ね5年後の戦争を予想すると言う目的のもと2人の専門家の対談形式で構成されています。主にウクライナとロシアの戦争と日本周辺の中露朝の脅威について考察されています。台湾有事の危機感は高まる一方で、それまでに日本として何ができるかを考える一助になります。相手に戦争を起こして勝てると思わせないための抑止力を高く保ち続けることが有効だと思いますが、戦争が起こった時の即応力も積み上げておかねばならないと思いました。

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