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小泉悠が護憲派と語り合う安全保障論 「日本国憲法体制」を守りたい

小泉悠

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784780313635
ISBN 10 : 4780313635
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan

Content Description

左翼の両親と右寄りの読者との間で日本国憲法と安全保障の矛盾を乗り越えようと努力した著者の葛藤と模索の結論がここに提示される。

【著者紹介】
小泉悠 : 1982年生まれ。東京大学先端科学技術研究センター准教授。早稲田大学大学院修士課程修了。専門はロシアの安全保障や軍事政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パトラッシュ

    護憲派と改憲派が感情的に衝突する場面を見た経験があるので、これほど冷静に議論できる時代になったかと思える。護憲派は米中ロなどの大国が平和の訴えなど歯牙にもかけない現実を認識し、改憲派は社会主義の失敗が明らかになり米国も味方でなくなった事態に戸惑っている。19世紀流の露骨な領土拡張を求める帝国主義が復活した今日、どちらも安全保障について説得力ある論理を展開せねば支持されないと理解したか。憲法的価値を守る軍隊が必要と主張する小泉氏は、軍事や安全保障を真剣に考えることで両者の折衷点を見つけようとしているようだ。

  • Koning

    イズムィコさんが9条の会と話してみようと言う講演を元にした本。講演録なので例の喋りだと話が乱れるのを著者修正。小冊子と言える薄さで読みやすさは普段の倍。とは言え呼んだ方も呼ばれた方も意見が違うなら何がどう違うかチャンと考えようってスタンスなので非常に安心しつつ膝を打ちつつ読み終えられるので、このタブー化しちゃってる憲法をチャンと考えるために一度お読みになるといいかな?

  • 25年2月。表紙の笑顔は違和感ある(笑)。メドジェーベフでなくメドベージェフだよね(54頁)■中国や北朝鮮の脅威はあっても、現実には露によるウクライナ侵攻がなければここまで安全保障に関心は持たなかったのではなかろうか■兵庫県弁護士九条の会などが主催し小泉悠氏を招いて開いた講演対話集会がベース■右も左も相手側の言葉が遠すぎる、お互い相手側がそう主張するに至った思考の筋道を理解してほしい、今よりももっと丁寧に語ってほしい、根っこは案外近くてゴールは合意できるかもしれない、というのは同感。

  • 小鈴

    本屋の書評コーナーで目にとまり購入。兵庫県の九条の会に呼ばれて参加し、そのときの講演と質問をまとめた本。小泉悠が九条の会で講演!?という時点で面白いわけですが、最近の世界情勢を踏まえたうえで、安全保障や自衛隊についてどのように考えるのかということを口語調でまとめているので、さくっと知りたい人向けの本です。いろいろと勉強になりました。

  • kenitirokikuti

    図書館にて。兵庫県九条の心ネットワークと兵庫県弁護士九条の会が主催した小泉悠講演対話集会(2024.04.20)をまとめたもの。小泉氏の両親も九条の会の会員で、大学時代にベトナム反戦運動した団塊の世代だそうな。比較的よそ行きな感じのイズムィコ氏。本書の内容とはあまり関係ないが、帯のデザインが最近の日本共産党ポスターなデザインで、個人的にはキモいというか萎えるというか。「日本国憲法LOVE」だからこそ……、というフレーズを真顔で掲げられるとめまいがする。斜に構えているのは俺のほうだけどもサ

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