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ウクライナ戦争の200日(仮)文春新書

小泉悠

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784166613786
ISBN 10 : 4166613782
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan

Content Description

私たちは歴史の転換点を目撃している。なぜ終わらないのか、両国の戦略は―。ロシアの軍事・安全保障研究者の著者が、七人の識者とリアルタイムに語り合った戦争の記録。

目次 : 1 ロシアは絶対悪なのか―背後にあるプーチンの世界観、そして今後も残り続ける“ロシア的なもの”とは(×東浩紀)/ 2 超マニアック戦争論―ロシア相手に、軍事力も遙かに劣るウクライナの善戦はなぜ可能だったのか(×砂川文次)/ 3 ウクライナ戦争百日間を振り返る―五月以降、ロシアはなぜ盛り返したのか。ウクライナ戦争の百日間を振り返る(×高橋杉雄)/ 4 ウクライナの「さらにいくつもの片隅に」―日常と地続きにある戦争を、世界の「中心」と「片隅」から考える(×片渕須直)/ 5 「独裁」と「戦争」の世界史を語る―ネロ、カダフィ、プーチン…各国の独裁者の顔を通して語る戦争の世界史(×ヤマザキマリ)/ 6 徹底解説ウクライナ戦争の戦略と戦術―水、高地、平野をめぐる攻防…戦略と戦術に着目して戦争を徹底解説(×高橋杉雄)/ 7 ドイツと中国から見るウクライナ戦争―ロシアと関係の深いドイツ、ロシアと隣り合う中国はこの戦争をどう見たのか(×マライ・メントライン×安田峰俊)

【著者紹介】
小泉悠 : 1982年千葉県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。未来工学研究所特別研究員、外務省専門分析員、国立国会図書館非常勤調査員などを経て2019年から東京大学先端科学技術研究センター特任助教、2022年より専任講師。ロシアの軍事・安全保障が専門。2019年、『「帝国」ロシアの地政学―「勢力圏」で読むユーラシア戦略』(東京堂出版)でサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • たま

    主にこの夏頃行われた、ロシアの軍事専門家小泉悠さんの対談。相手は東浩紀、芥川賞作家の砂川文次、軍事専門の高橋杉雄、『この世界の片隅に』の監督片淵須直、ヤマザキマリ、ドイツ専門のマライ・メントライン、中国専門家の安田峰俊さんら。時事問題についての対談なので雑駁な印象は免れないが、大きな安全保障と同時に一般人の安全を確保する必要(兵器は購入しているが市民は防空壕もない)、独ソ戦勝利の裏で見過ごされてきたスターリンの非道の究明の必要、ロシアと中国のルサンチマン体質などの指摘には共感するところが大きい。

  • 22年8月。小泉悠氏絡みのウ戦争関連の書籍は同時期発行の3冊を読了。ウ戦争についてはそれ以前にも『物語ウクライナの歴史』『ウクライナ戦争』、露関係の書籍も読んできたので、当地の歴史や露の思考方法はかなり把握できてきたように思う■東浩紀(22/4)、砂川文次(22/5)、高橋杉雄(22/5、22/6)、片渕須直(22/5)、ヤマザキマリ(22/5)、マライ・メントライン、安田峰俊(22/7)との対談集。砂川氏との「超マニアック」な話は興味深く、戦争が現在進行形でなければと思う。(続く)

  • kei-zu

    今後の展開が見通せないウクライナ戦争の開始当初から、かの小泉先生が幅広い論者と対談を行う。なんとその対象は、漫画家のヤマザキマリにまで及ぶ。 聞き役に立とうとする著者の姿勢が、時折本気モードに入るマニアックなやり取りは興味深い。対話なので、折々に挟まれる雑談も楽しい。 それにしても、今後の展開が見通せないのは現在も同様。なんとかりませんかね。

  • kk

    図書館本。イズムィコ先生こと小泉悠氏が、当代を代表する7人の知的巨人を迎えてウクライナ戦争のさまざまな側面について語り合うもの。登場するのが東浩紀、高橋杉雄、ヤマザキマリなど専門分野的にも多様な顔ぶれだけあって、語られる内容は政治・軍事・外交といった事柄に留まらず、この戦争の文明史的な意味合いや、西側とロシア等との間の埋め難い世界観ギャップ、さらには価値的中心を喪失しつつある世界での日本の立ち位置など、深く考えさせられるものがありました。一冊読んで、自分まで賢くなったような気がしてきました。

  • Koning

    文春に掲載された対談を纏めたもの。話の粒度も相手次第なところはあるし、高橋さんとかその筋で話を聞いてる人も多い話題は当時の時点の再確認になるし、今時侵略がどういうものかも再確認。そして畑違いの方々との対談は社会的状況の相違を再確認出来た。ドイツも日本も確かにそういうところあったねぇ

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