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小泉八雲と妖怪 日本の伝記 知のパイオニア

小泉凡

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784472060243
ISBN 10 : 4472060248
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
小泉凡 ,  

Content Description

小泉八雲は、明治時代にヨーロッパからアメリカを経て日本にやってきた作家です。名もなきふつうの人びとや自然、そして“見えざるもの”に魅かれ、その声に耳を傾けました。ついには日本人になって「耳なし芳一」や「雪女」のような怪談作品を生みだし、日本文化の魅力を世界の人びとに伝えました。

目次 : 小泉八雲とわたし/ はじめに 小泉八雲と妖怪(小泉凡)/ 1 語りと妖精の文化に育まれて 0歳〜10歳ごろ/ 2 失明と大叔母破産の悪夢 10歳ごろ〜19歳/ 3 クレオール文化に生きる亡霊たちをもとめて 19歳〜39歳/ 4 出雲の地に伝わる異界の物語に魅かれて 39歳〜41歳/ 5 新しい日本への失望と日本への帰化 41歳〜46歳/ 6 大学の授業と怪談の再話 46歳〜52歳/ 7 死をめぐる不思議なできごと 52歳〜54歳

【著者紹介】
小泉凡 : 1961年東京生まれ。成城大学文芸学部・同大学院文学研究科で民俗学を専攻後、1987年に島根県松江市へ赴任。島根県立大学で教鞭をとりつつ、妖怪、怪談を切り口に、文化資源を発掘し観光・文化創造に活かす実践研究や、小泉八雲の「オープン・マインド」を社会に活かすプロジェクトを世界のゆかりの地で展開する。現在、小泉八雲記念館館長・焼津小泉八雲記念館名誉館長・島根県立大学短期大学部名誉教授。2023年1月、アカデミア賞(文化・社会部門)を受賞。小泉八雲の曾孫。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 明るい表通りで🎶

    八雲が陰と移ろいのある風景を愛した宍道湖。八雲自身の心身の陰と響きあっていた。小泉セツ(朝ドラでは、トキ)との出会いは、オセツ24歳の時。節分の日に生まれたのでその名前がついた。武家の娘。八雲45歳。八雲は、セツに子どもの頃聞いた民話を聞かせてもらい、八雲は心揺り動かされた。怪談話だった。八雲とは、8つの雲の意味で、現存する和歌のなかで最古の部分にある。八雲つは出雲ということばの詩的な代用語で、雲がわきでる国という意味。

  • joyjoy

    2023年刊。八雲の伝記。曾孫である凡さんにより、八雲自らが語るかたちで書かれている。ルビ多く、小学校高学年くらいから読めそう。「ヘルンとセツ」にはなかった、クレオール文化を探求した時代や、熊本、神戸、東京での暮らしについても知ることができた。「クレオール料理」というレシピ本も書いていたとは!「シェフの料理よりシュフ(主婦)の料理を紹介したかった」と。ヘルンさんにより親しみを感じる。この時代にすでに、多様性、教育における想像力などの大切さを訴えているところもすごい。八雲というひとに、より興味がわいた。

  • みよちゃん

    小泉八雲とその家族の温かい想いが伝わって来て、とても良かった。また母校のこと、井上円了の事など懐かしい人のことも出て来て余計心惹かれた。

  • zoumurasan

    小泉八雲の子供向け伝記、漢字にはほとんどルビがふられている。小泉凡さんという八雲の曾孫がはじめにの分を書いていて、その後は八雲本人が自分自身について語るという形になっていた。読みやすくわかりやすい文章だった。表紙の絵もかわいい。

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