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怪談 こわくて不思議な10のお話

小泉八雲

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784877588748
ISBN 10 : 4877588744
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

名作「怪談」の新訳版。小泉八雲氏が妻セツから聞いた日本各地に伝わる幽霊話を再話し、独自の解釈を加えた情緒豊かな作品。翻訳家・小宮由氏が10篇をセレクトし、朗読に適した美しい日本語訳でお届けします。

【著者紹介】
小泉八雲 : 随筆家、日本研究者。1850年、ギリシャ生まれのイギリス人。アイルランドから渡米し、新聞記者になる。明治23(1890)年に来日し、島根県尋常中学校に英語教師として赴任。同年、妻セツと出会う。熊本第五高等学校の教師、神戸での英字新聞記者を経て、東京大学と早稲田大学の教員を務めた。1929年、日本に帰化し、ラフカディオ・ハーンから小泉八雲となった。『知られぬ日本の面影』などの随筆や『怪談』など数多くの作品を通して、開国直後の日本を世界に紹介した。1904年没

小宮由 : 1974年、東京都生まれ。大学卒業後、児童図書出版社勤務。その後、子どもの本の翻訳・編集に携わる。東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父は、トルストイ文学の翻訳家であり、良心的兵役拒否者である、故・北御門二郎(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けいぴ

    「耳なし芳一」「雪女」など誰もが知っている怪談。何度読んでも面白くて哀れで美しいです。

  • えみ

    小泉八雲の怪談10話、日本の怪談というちょっとした懐かしさから手に取ってみた。「雪女」「むじな」「ろくろ首」「耳なし芳一」の定番中の定番はもちろん、「ねこの絵を描いた小僧」「食人鬼」「お貞の話」「ちんちん小袴」「化け蜘蛛」「団子をなくしたおばあさん」とちょっとマイナー感があるものまで、さまざまな怖い話が楽しめる1冊だった。小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーンの書いた怪談は、洗練されている。特に怪異に触れた者たちの繊細な心の動きが想像力を掻き立てて簡単には忘れられない。これからも語り継がれて欲しい。

  • ともこ

    図書館の新刊本コーナーで見つけ、これを読んで涼しくなろうと借りてきた。しかし、予想に反しておどろおどろしい話ではなく、むしろ昔話のようなゆったりした心境に浸れる本だった。「子供に聞かせたかった」という訳者のあとがきを読んで納得した。「雪女」「ろくろ首」「耳なし芳一」をはじめ、中学の英語の教科書に載っていて暗唱させられた「むじな」は特に懐かしかった。巻末、来年朝ドラにもなる小泉八雲の生涯も詳しく紹介され興味深かった。恐ろしさに寒くなることはなかったが、夏のひとときにふさわしい本だった。

  • 雲國斎

    図書館の新刊の棚で見つけて読んでみた。子どものころに こわごわ聞かされた「雪女」「ろくろ首」「むじな」など、なつかしく読ませてもらった。ほかの短編もなかなか良し。

  • たらちゃん

    「雪女」 男が妻に雪女に出会った晩の話をすると、「それは、わたし、わたし、わたしだ!…」続くこの「」の中の言葉が鬼気迫っており、改めて恐ろしさと悲しみを感じました。他の話も言葉の紡ぎ方のせいか、向かい合って語りかけられているようでした。

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