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赤紙 男たちはこうして戦場へ送られた

小沢真人

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422300337
ISBN 10 : 4422300334
Format
Books
Publisher
Release Date
July/1997
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nnpusnsn1945

    図書館にて読了。赤紙を扱った富山県庄下村の兵事係や資料を元に、徴兵制度を描いている。志願兵や学徒動員、参謀本部や大本営、郷土部隊についても解説されており、日本の軍事史を知るにはお勧めの本。赤紙を巡る不正や健康欄をめぐる人間模様、そして将兵の話も興味深い。なお、協力者には故大江志乃夫氏が関わっている。本の元になった番組がアーカイブ化されて無料閲覧出来ることを願う。

  • たまきら

    「赤紙っていうのがあってね…」戦争の話を聞いていると最初に出てくることば・赤紙。この本では名高い「赤紙」がお手元に届くまでの役所の役割を、豊富な証言や資料で紹介している本です。…でも読みながら思ったのは、「そう、NHK取材班って、こういう仕事をしていたよ」という思いでした。メディアのいまにげんなり。1997年出版。

  • aof

    役所の戦争って感じがして、一気に読んだ。 そこで描かれる政府と地方と庶民の関係性に、なんていうか、内容は変わっても、今もおんなじことが繰り返されているのではとほんとにうんざりした。 結局、赤紙を届けるとはどういうことなのか、国の参謀本部の人たちはわからないんだろうな。赤紙を届けた人の遺骨を受け取った役場の人の悲痛さがよくわかる。 末端にいる人に現実が突きつけられて、命令する人たちにはその顔が見えていないって、ほんと今も同じだよなぁ。

  • 兵衛介

    終戦直後の焼却命令を実行せず唯一完全な形で残されていたある小村の役場の兵事資料を題材に取ったNHKスペシャルを元に再構成された本であるが、旧軍の動員体制に関して深く取材してあり軍事・ロジスティクスに興味がある人も一読の価値があるかも。

  • tecchan

    20年前出版の古本。NHK番組の書籍化。我が国の戦争において、兵隊召集(赤紙)がどのように行われたかを、富山県で発見された役場資料などに基づき明らかにする。軍関係資料は敗戦直後ほとんど焼却処分されたが、役場兵事係の独断で奇跡的に残された。参謀本部、警察、市町役場と召集がどのように企画・決定され、召集者に伝えられたか、当事者の証言も交え、戦争の非情さを明らかにしている。

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