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マンガ森の彷徨(さまよ)いかた 批評理論で名作を楽しむ

小池陽慈

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784385361697
ISBN 10 : 438536169X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

●マンガを愛する現代文講師・小池陽慈が、『現代評論キーワード講義』(2023年・三省堂)に引き続きなじみやすい講義調の語り口で解説を展開。
「批評理論」の基本となるキーワードに隠された、名作マンガをもっと楽しむためのヒントとは?

●こんな方におすすめ
・マンガや読書が大好き
・「学び直し」に関心がある
・本を読むための力をつけたい
・現代社会をより深く見る/知る力をつけたい

●掲載作品(順不同・一部抜粋)
・松本大洋『Sunny』(小学館)
・渡辺アカ『擬態人A』(秋田書店)
・ヤマシタトモコ『違国日記』(祥伝社)
・山田鐘人・アベツカサ『葬送のフリーレン』(集英社)
・山下和美『ランド』(講談社)
・大童澄瞳『映像研には手を出すな!』(小学館)
・岩明均『寄生獣』(講談社)
・野田サトル『ゴールデンカムイ』(集英社)
・坂月さかな『星旅少年』(パイ インターナショナル)

【著者紹介】
小池陽慈 : 1975年生まれ。著述業、および河合塾・河合塾マナビス現代文講師。早稲田大学教育学部国語国文科卒業。同大学大学院教育学研究科国語教育専攻修士課程中退。学部生の頃より、ポストコロニアル批評を軸とした日本語文学におけるマイノリティ表象の研究を志すも、挫折。しかし、研究への情熱が再燃し放送大学大学院修士課程に入学、2024年3月修了。修士(学術)。修士論文では、知里幸恵、宗秋月、崎山多美のテクストを扱い、「国語」という機制を相対化する表現のありようについて考察した。2024年4月より、同大学院博士後期課程在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nonpono

    漫画批評の一冊。漫画ってわたしはそんな堅苦しく読むものじゃないよね?この絵が好き、この人が好き、この作者ならなんでも読む、一点突破な方が強いと思う。多様性の時代だし、おおっぴらにいろんな愛の形が読めて幅が広がる。漫画も小説も然り、時代という鏡に映ったベストセラー、不変のベストセラーには理由がないとは思わないけどすべてはこの時代、追えないんだ。紙以外の発表の場が増えて、Twitterとかにもすごい神が棲息する。わたしはわたしのペースで向き合うが、「葬送のフローレン」はやはり読みたいな。始まりが好きなんだ。

  • 小説大好き

    本著には読んで良かったと思える点と、ここはちょっと……と思える点があります。批評理論の軽いおさらいとしては簡潔に纏まっていて読みやすかったです。記号論や現象学から解説していくのは批評理論書のセオリーですが、ここまで専門用語を省いて説明できるんですね。そしてそれこそが良くないと思う点に繋がるのですが、例えば『葬送のフリーレン』のテクスト分析を行うパート、ニュークリティシズムへの言及がないので初学者には何が何やらでは? そして何より、本著の内容は「文学理論の流用」でありマンガ独自の方法論ではない点に注意です。

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