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つながる読書 10代に推したいこの一冊 ちくまプリマー新書

小池陽慈

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480684769
ISBN 10 : 448068476X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

SNSでつながった読み書きのプロたちが、十代に読んでほしい一冊を紹介しあう。人それぞれの思いが、言葉に乗り織りなされていく。君も本で他者とつながろう!

【著者紹介】
小池陽慈 : 1975年生まれ。早稲田大学教育学部国語国文科卒業。同大学院教育学研究科国語教育専攻修士課程中退。2024年3月、放送大学大学院修士全科生修了(予定)。2024年4月より、同大学院博士全科生(予定)。現在、大学受験予備校河合塾・河合塾マナビスで、現代文を指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tamami

    はて、自分の10代の読書と言えば、名作文学全集の類いは卒業したものの、それに続く青少年を対象にした作品は限られていた。様々な分野でそれこそ汗牛充棟の観がある現在の若者達は幸せだと思う。一方で、候補がありすぎる悩みもあるかも。その意味で、読書人がブックトークのような形で推し本を紹介するのは良い試みではないか。具体的な書名については差し控えるが、全体として良書が多く、真面目な読書体験になりそうである。欲を言えば、もっとハチャメチャな世界を描いた作品や、読書そのものの面白さを味わえる作品があっても良かったかな。

  • よっち

    小説家、エッセイスト、研究者、学芸員、書評家、詩人、大学教員、中学高校教員、予備校講師、美術家、編集者。14名の執筆陣が推しをプレゼンする一冊。それぞれが挙げる推しの一冊を人生や思想、生き方などを踏まえながらプレゼンしたり、編者と読書猿さんの本で繋がることに対する対談だったり、執筆陣のリレーコラムなど、単なる10代に推したいこの一冊的なブックガイドとはまた違う構成になっていて、セレクト自体も興味深かったですが、別の人がそれを読んだらどうなるのか、本で他者と繋がる面白さを感じさせてくれた興味深い一冊でした。

  • 石橋陽子

    大人にとっても実りのあるプレゼンが聞けた。三宅香帆は、傷つく読書は沢山必要だという。現実よりももっと深く心を突き刺してくれる、そんな物語に触れることは、現実で致命傷を負わない為の予防接種のよう。現実は過酷で、世界はタフ。それを教えてくれるのは、物語だという。私は何の為に読書しているのか。様々な疑似体験をし、想像力を働かせて自分に当てはめて考え喜んだり苦しんだりする。深く傷つく話しなら、現実の幸せを身に染みて感じることに繋げる。何かしら大きな体験として残っていく。読書の有意義さに今一度気づける一冊。

  • ぐっち

    皆さんのプレゼンが熱い!薦められている本も、薦めている人も、知らない人が多かったけど、薦められてる本がちょっと難しそうな気もしたけど、すごく読んでみたくなった!さらにお互いに褒めあってる!とっつきやすそうな「オリガ・モリソヴナの反語法」「草野新平詩集」「物語の役割」「家守綺譚」あたり頑張ってみたい。

  • のっち

    ☆☆☆ 以前読んだ小池先生の本が好感を持てたので、こちらも読んでみた。本書は3部構成で、第1部は14名のプレゼンターによる10代読者に勧めたい本のプレゼン大会。第2部は小池先生と読書猿さんによる対談。そして第3部は、第1部の本のプレゼンで紹介された本やスピーチされた内容について、他のプレゼンターの方々はどう感じたのかを1対1のメッセージ形式で紹介されている。同じ言葉で表現された物語でも、読者により主観は異なるため受け取り方も違ってくる。どれが正解というものではなく、それが物語の多様性、懐の深さだと感じた。

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