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世界の駅・日本の駅

小池滋

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784903487380
ISBN 10 : 4903487385
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

啄木がふるさとを懐かしみ求め、帝国主義をとる欧米列強が権力誇示の装置として用いた鉄道駅。時代・地域により多様なイメージを集束してきた、文明の象徴・都市生活の核としての「鉄道駅」を丹念に読み解く。

【著者紹介】
小池滋 : 1931年生まれ。東京大学文学部卒業後、東京都立大学や東京女子大学で英語・英文学の教師を勤めた。専門の英文学関係の著書・邦訳書の他に、鉄道関係の著書・訳書もある

青木栄一 : 1932年生まれ。東京教育大学大学院理学研究科博士課程(地理学)修了。理学博士。東京学芸大学名誉教授。日本地理学会名誉会員。鉄道史学会会長、歴史地理学会会長などを歴任。主として交通地理学の研究に従事

和久田康雄 : 1934年生まれ。東京大学卒業後、運輸省、日本民営鉄道協会、日本鉄道建設公団などに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1.3manen

    駅とは、希望と失望、成功と挫折が交錯する場所(3頁)。1914年、100年前に東京駅完成。当時は中央停車場と称した。はじめて国家の玄関を意識して 建設された駅(38頁)。東京駅は、名匠、小津安二郎の『早春』1956年と『彼岸花』58年に登場する(185頁)。歴史的駅舎が文化を活かしたまちづくりが盛んに行われている重要な役割。町の玄関口(226頁)。門司港駅舎(227頁〜)。わたしの地域は過疎路線で、無人駅だが、まちづくりに駅を活用する視点が皆無だったことが影響している。 

  • やまほら

     全体的に得るところの多かった本だが、中間の文学・映画・絵画・音楽と駅との関わりの章が、予想外の収穫。映画と絵画は、まったくと言っていいほど興味のない分野なのだが、おもしろく読めた。音楽は小池滋氏の幅広さに感心。確かに、今の発車音じゃ別れの歌はできないわな。  中でも佐藤喜一氏の「文人ゆかりの駅」に出てくる中原中也の詩「桑名の駅」は印象に残った。中原中也なんて、高校の教科書に出てきて毛嫌いに近い印象を持っていたのに…。

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