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「原子力村」が壊れはじめた 瀬戸際の巨大利権 平凡社新書

小森敦司

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582858679
ISBN 10 : 4582858678
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2018
Japan

Content Description

電力自由化、東芝経営危機、原発事故賠償裁判、東電幹部強制起訴…原発事故から7年―「ムラ」は、ついに壊れはじめた。取材を続ける記者が綴る、日本の「脱原発」という必然。

目次 : 第1章 電力自由化で攻防激しく/ 第2章 東電の実質国有化と国民への負担転嫁/ 第3章 何が起きたか、どう再生するか―当事者、被災者に聞く/ 第4章 電力・原発をどうするのか―政治家、専門家に聞く/ 第5章 「ふるさと喪失」は償われるのか/ 第6章 津波への対策は十分だったのか

【著者紹介】
小森敦司 : 1964年東京都生まれ。上智大学法学部卒業。87年、朝日新聞社入社。千葉・静岡両支局、名古屋・東京の経済部に勤務。金融や通商産業省(現・経済産業省)を担当。ロンドン特派員(2002〜05年)として世界のエネルギー情勢を取材。社内シンクタンク「アジアネットワーク」でアジアのエネルギー協力策を研究。エネルギー・環境分野などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • rico

    電力自由化、事故による犠牲の大きさ、目処もつかない放射性廃棄物の最終処分、安全のための膨大なコスト、それを国民に転嫁する料金体系。ビジネスとして終わってる…。だから輸出はうまくいかないし、東芝の経営も危なくなった。「脱原発」に舵を切る理由は揃ってるように見える。…なのに何故? 原子力村の存在もさることながら、やはり何か大きな力が働いているにだろう。本書は新聞記事がベースで多少散漫な感じはあるものの、関係者へのインタビュもsり、わかりやすい。3.11が過ぎても原発問題は終わりじゃない。しつこく追いかける!

  • とくけんちょ

    原発問題は、これからどうなっていくのか。原発事故の補償、ふるさとを失った損失はどのような計算式で導かれるのか。脱原発は可能か、ここまでの大惨事を引き起こしておきながら、脱炭素で原発推進か。処理施設の問題は、誰がどう引き受けても、未来の責任は取れないだろう。それもまた変更のきかないレールなんだろうか。

  • ゆきまさくん

    東京電力、東芝といった「原子力村」の中心的な代表と言われた二社が瀕死の状態を負い、原子力村はどうなるのか? 識者の見解を織り混ぜながら、再生可能エネルギー、原発最終処分はどうするかについて言及している。 当事者や専門家へのインタビューが秀逸。

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