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ユニコ-ド戦記 文字符号の国際標準化バトル

小林龍生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784501549701
ISBN 10 : 450154970X
Format
Books
Release Date
June/2011
Japan

Content Description

文字符号、特にユニコードがどのようにしてつくられてきたのかを、当時の資料や議事録などをもとに振り返りながら、世界的なバトルの様子に焦点をあてて、時間軸に沿って書き綴る。最前線からの生報告。

【著者紹介】
小林龍生 : 1951年生まれ、東京大学教養学部教養学科科学史科学哲学分科卒業。Unicode Consortium Director、情報処理学会情報規格調査会SC2専門委員会委員、World Wide Web Consortium Invited Expert(Internationalization Core WG)、World Wide Web Consortium Japanese Layout Task Force Chair、独立行政法人情報処理推進機構専門委員、有限会社スコレックス取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nbhd

    はたしてどこまで悪戦苦闘の国際標準化バトルを理解できたものかわからないけど、著者の文体からにじみ出る奮迅の汗と知性の光はじんわり伝わってきた。次に引用する文章には「文学」を感じてウットリした→[p.215]「符号化文字集合の〈文字〉に対応づけられる〈文字〉は、何らかの視点で強引に社会的曖昧さを排除したものなのだ。そこからは、情報交換に不要な感情や情緒といった要素はこぼれ落ちてしまう。そして、そのようなさまざまな多様性やゆれが抜け落ちた残滓が、規格票に掲載されている文字表にに印刷された図形というわけだ」

  • majiro

    人の死は、問答の意味を打ち消すというか、何にも言えなくなってしまう。お疲れ様としか。

  • Mariyudu

    文字符号の標準化という、技術的なようであって政治的でもあるかと思うと、果ては文化・歴史・哲学の知見までが総動員される「戦場」に身を投じた十数年の記録。外に立ちふさがり内にも潜む敵が、時と場合で味方に入れ替わり、志半ばで斃れる戦友… これは確かに戦記としか名付けようがないよなぁ。登場人物達のタフネスに感嘆しつつ、なにやら元気が出る本でつ。

  • やす

    ISO IECの統合組織のJTC1の小委員会SC2の議長は3代前から日本人が務め、ユニコードというかUCSを維持管理しているという。ユニコードについてその言語を使っている人々の政府の承諾を得ず符号化を決めてしまったことから大揉めに揉めた話など文化的な文字と工業的な符号化の接点であるユニコードは大変だった。英語もかなり勉強したし。でも一緒に戦ってきた仲間が癌で急逝して悲しいぜ。といった話。思ったより普通な感じであった。

  • takao

    (英語教材)DUO、NHK英語講座(杉田敏)、徹底トレーニング英会話(岩村)、ディクテーション、 NPR(www.npr.org)、Podcast(on the media,fresh air, talk of the nation)

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