Product Details
ISBN/Catalogue Number
:
ISBN 13 : 9784791767601
ISBN 10 : 4791767608
ISBN 10 : 4791767608
Format
:
Books
Release Date
:
January/2014
Content Description
聖書の失楽園以来、庭園は人びとにとって尽きせぬ憧れの対象としてあり続け、またその占める領野は果てしもなく広がり続ける。天上の楽園としての天国の表象や、ギリシア・ローマの神話の園、貴族たちのルネサンス庭園から世俗化した市民の庭まで、庭園を構成する要素である、門、囲い、水・泉、迷宮、洞窟、庭師、花・樹木・果実などを手がかりに、美術作品を通じ古今の庭園を逍遙、そこに堆積した意味の地層を掘り起こす。庭園論にして西欧文明論。図版多数収載。
目次 : 地上の楽園としての庭園/ 門―楽園の門・天国の門・地獄の門/ 囲うこと(公の世界の場合/ 私の世界の場合)/ 水と泉―命と権力のシンボル/ 迷宮―惑わしの空間・導きの糸/ 洞窟(自然と芸術の融合としてのルネサンス洞窟/ 古代とキリスト教中世)/ 庭師―癒しの場所を手入れする者/ 花・樹木・果実―小プリニウスからモネまで
【著者紹介】
小林頼子 : 1948年生まれ。1982‐85年ユトレヒト大学美術史研究所留学。1987年慶應義塾大学大学院博士課程修了。専門は17世紀オランダ美術、日蘭美術交流。現在、目白大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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