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倭人の祭祀考古学

小林青樹

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784787717085
ISBN 10 : 4787717081
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

縄文文化と大陸文化の融合によって生まれた日本人の信仰世界の基層である倭人の祭祀は、縄文系・中国中原(農耕民)系・北方遊牧民系の大きく三つの文化系統の祭祀が融合した独特な祭祀文化であることがわかってきた。稲作農耕を根本とした祭祀であるという従来の考え方を見直す。

目次 : プロローグ 祭祀と象徴の考古学/ 性と身体/ 装身と仮面/ 剣崇拝/ 戈の祭祀/ 戈と盾をもつ人/ 杵で臼をつく人/ 弥生絵画の体系/ 絵画の起源と系譜/ 銅鐸文様と祭祀/ 異形の身体/ 倭人の祭祀と社会―形成と変容

【著者紹介】
小林青樹 : 1966年群馬県生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期日本史学専攻満期退学。博士(文学)。岡山大学埋蔵文化財調査研究センター助手、國學院大學栃木短期大学教授を経て、奈良大学文学部文化財学科教授。専門は東アジア考古学・祭祀考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • もるーのれ

    いわゆる弥生絵画をはじめとする弥生時代の祭祀についての論考。土器や青銅器に描かれた絵画の分析手法、そして集落の内と外という要素の整理には成程と思わされる。また、祭祀遺物の多くが、その形態や意匠の淵源を中国北方の騎馬民族の文化に求められるというのは驚きだった。

  • Oltmk

    筆者の無批判な吉田敦彦・大林太良、白川静らの研究引用などの危うい箇所を伺わせるが古代日本の祭祀や青銅器などの原点が北方遊牧民系や中国中原系にある事を現在の考古学研究において実証している。鳥や鹿が古代日本での生命力を象徴する存在や、三種の神器の一つである天叢雲剣の源流が北方遊牧民にある事を知る事が出来たのは良かった。古代中国から方相氏が、高句麗から相撲が渡って古代日本で祭祀として行われた事なども知る事が出来るためお勧めできる。

  • Junko Yamamoto

    北方アジアと日本の祭祀に共通点があり雄大な古代の歴史が描かれていた。

  • Junko Yamamoto

    中国の周辺国の祭祀は似て来るのかもしれない。

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