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ゲノム編集とは何か「dnaのメス」クリスパーの衝撃 講談社現代新書

小林雅一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062883849
ISBN 10 : 4062883848
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2016
Japan

Content Description

人工知能と「神の技術」を融合すれば、人間の寿命は500歳まで延びる!?遺伝子の改変によって、私たちの顔、身長、体型、性格、知能、運動能力は、望み通りに変えられる!?不老長寿を目指すグーグルやアマゾンが本気で取り組む「生命科学×IT」の可能性。

目次 : 第1章 「人間の寿命は500歳まで延びる」は本当か―ゲノム編集「クリスパー」の衝撃(DNAのメス/ 「遺伝子組み換え」の限界 ほか)/ 第2章 解明されてきた人間の「病気」「能力」「特徴」―パーソナル・ゲノムの時代(注目を集めた遺伝子検査サービス/ 科学的な信頼性に欠ける? ほか)/ 第3章 ゲノム編集の歴史と熾烈な特許争いの舞台裏―誰が「世紀の発明」を成し遂げたのか(クリスパーとの出会い/ クリスパーとは何か? ほか)/ 第4章 私たち人類は神になる準備ができているか―グーグルとアマゾンの戦略(豚の臓器をヒトに移植/ 遺伝子治療とゲノム編集の融合 ほか)

【著者紹介】
小林雅一 : 1963年、群馬県生まれ。KDDI総研リサーチフェロー、情報セキュリティ大学院大学客員准教授。専門はITやライフ・サイエンスなど先端技術の動向調査。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院理学系研究科を修了後、雑誌記者などを経てボストン大学に留学、マスコミ論を専攻。ニューヨークで新聞社勤務、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所などで教鞭をとった後、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Cambel

    クリスパーやCAR-Tといった技術についてよくわからなかったので、本書で勉強。技術そのものの仕組みや理論は大体理解した(かも)。学生時代にヒトゲノム計画について習って、制限酵素でプラスミドを切って遺伝子組換えに勤しんだりしたのが、懐かしい風景になったのだと感慨深い。クリスパーがもたらした世界の変化については、米国の法制度や産業界を中心に述べられている。結びに「日本は遅れている」と書かれていて、遅れは事実かもしれないが、もっと日本、米国、EUの規制の違いの視点も欲しかった。→

  • funuu

    DNAの塩基を比較的容易に操作する技術が確立された。これを使えば癌の治療が容易にできる。受精卵を操作して頭の良い体力もある子供もデザインできる。昔「試験官ベビー」と偏見を持たれた「試験官ベビー」も今や普通。デザイナーベビーも普通の時代がくるのだろうか?人間は神の領域に踏み込みつつある。この分野では日本は遅れている。また、アマゾン、グーグルが事業化を進めている。人間はいつから500歳まで生きれるか?がググールの売り文句だ。たぶん本気だろう。

  • inami

    ◉読書 ★4 2020年のノーベル化学賞は、「CRISPR-Cas9」(クリスパー・キャスナイン)と呼ばれる「ゲノム編集」の画期的な手法を開発した2名の科学者が受賞しました。本書の出版は2016年なので、2023年の現在ではゲノム編集の研究や技術開発は凄まじいことになっていると思うのですが、そもそも「ゲノム編集」って何?ということで本書を読んでみました。知りたいと思っていた遺伝子の構造や遺伝情報の複写のプロセスなどなど、内容は自分が理解できるぎりぎりでちょうど良い感じでした(笑)。⇒

  • tetsu

    ★5 遺伝子操作について知りたいことがまるっと分かる優れた本。 2016年の本だから現時点(2021年8月)では、技術的にさらに進んでいると思うが、基本となる遺伝子操作の概要は十分理解できた。この本で述べられている技術は、新型コロナのmRNAワクチン開発の短期間化にきっと貢献したのでしょう。 今後気になる点は、AIとビックデータを駆使したDNA解析に、日本がアメリカや中国についていけるのかという点と 優生学的観点からの人の遺伝子操作について、倫理的コンセンサスを作れるのかという点です。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    #説明歌 歴史原理特許論文法律と遺伝子病気治療応用

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