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障がいの重い児(者)の求めるムーブメントプログラム Mepa-iirの実施と活用の手引

小林芳文

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784893474384
ISBN 10 : 4893474383
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

障がいの重い児(者)の健康と幸福を願って

 本書は,障がいの重い児(者),つまり重症児(者)・医療的ケア児・重度重複障がい児などの運動・感覚とコミュニケーション支援に向けて作成された「ムーブメント教育・療法プログラムアセスメント:MEPA-IIR」(MEPA-IIR=Movement Education and Therapy Program Assessment-II Revised,略称;メパーツーアール)の実施法とそのアセスメントに連携した活動プログラムのガイド書です。

 MEPA-IIRは,発達の初期段階に止まりやすい障がいの重い児(者)の成長の変化を,細かくチェックできる世界でも類をみないアセスメントツールなのです。その利点は,単なる検査と違い実際の支援に結びつけて評定できること,発達の芽生えや育ちの振り返りがチェックできること,プログラム編成のポイントに結びついたプログラムが作れることなど,支援に必要なPDCAサイクル(計画,実行,評価,修正した実行)につなげて行えることに特徴があります。つまり,本書は,重い障がい児(者)の運動・感覚やコミュニケーション支援に向けた計画,教育や療育における個別の教育支援計画(IEP)や,障がい児(者)の個別家族支援計画(IFSP)にも活用できるように編集されています。

 今,我が国では,ムーブメント教育・療法による支援や療育プログラムがいろいろな領域で使われています。本書の対象である重症児(者),重度重複障がい児はもとより,近年,高齢の方々の医療介護の支援にもムーブメント活動のプログラムが取り入れられ,その効果が注目され始めました。子ども・子育ての楽しい環境,福祉共生,インクルージョン,ウェルビーイングやストレングス(強み)に目を向けた療育支援,QOLの充実など,新しい風としてのキーワードがどんどん叫ばれています。

 本書が,このようなキーワードを大切にする医療,福祉,教育,保育,療育に携わる皆様,そして保護者の方々に少しでもお役に立てれば,私たちのこの上のない喜びです。
(本書「まえがき」を要約)



【著者紹介】
小林芳文 : 横浜国立大学名誉教授/和光大学名誉教授、教育学博士

藤村元邦 : 元東京都立東大和療育センター福祉相談科長

飯村敦子 : 鎌倉女子大学教授、博士〔教育学〕

新井良保 : 元鎌倉女子大学教授

小林保子 : 元鎌倉女子大学教授、博士〔教育学〕(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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