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インテリジェンスの基礎理論 第2版

小林良樹

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784803715392
ISBN 10 : 4803715394
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2014
Japan

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インテリジェンスについて理論的に書かれた...

投稿日:2021/04/08 (木)

インテリジェンスについて理論的に書かれた入門書です。 初学者はこの本やマーク・M・ローエンタール「インテリジェンス」、小谷賢「インテリジェンス」、北岡元「インテリジェンス入門」、情報史研究会 「名著で学ぶインテリジェンス」(インテリジェンスの名著を紹介)などを読んでからその中で紹介されている本を読んでいけば良いと思います。

一郎 さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パトラッシュ

    スパイや諜報活動を扱う小説では、アクション中心のためか敵対国や組織に潜入して情報を集めたり破壊工作を行うドラマが主流だ。無論その手の話もあろうが、収集した情報を分析評価して政策決定者に上げることこそ真のインテリジェンスだとする。国の指導者が政治や外交を過たず進めるため、公正冷徹な情報分析こそ求められると。しかし政治が好みの情報を重視し、不愉快な事実を無視するのは珍しくない。そんな政治の要求に迎合したインテリジェンスの政治化が発生し、国に損害を与えかねない事態を防ぐ民主的統制こそ最も難しい問題だと提起する。

  • 西郷さん

    インテリジェンスとは何か。そしてインテリジェンスはどうあるべきか。学術の面からインテリジェンスを記した一冊。今までは佐藤優が書いた新書など、いわゆる「入門編」と位置付けられるような本を主に読んできたわけですが、今回は学術書という事で難し目の本に挑戦してみました。やはり、勉学用となると厳しいですね。内容としては、インテリジェンスとはどういうものかという定義付けに始まり、主にアメリカを中心にインテリジェンスがどのように運用されているのかや日本の置かれている現状にも言及されておりなかなかに読み応えがありました。

  • フェイ

    国家安全保障には欠かせない情報の扱い方について書かれた教科書。 孫子が語るように敵に勝ち、成功を収めるためには敵情を知ることが不可欠なのである。 とはいえ、この本は情報収集だけでなく、得られた情報をどう分析して知識とするか、知識をどのように扱って政策決定者に出すか、そしてこれら一連のプロセスを民主主義とどう合致させるかを主に米国の例を出して紹介している。 ※「極秘情報なんてスパイがとってくるもの」と思っている人には是非一読を勧めたい。情報から敵国の動向を判断するのは、そう単純ではないのである。

  • shin_ash

    昨今は我が国も安全保障に関する話題が絶えない。そう言う意味では我が国にもそれなりにの仕組みがあることは安心かもしれない。一方、強力なインテリジェンス機関の機能がよくない意味で「忖度」の文化を持つ我が国では「インテリジェンスの政治化」において重大な懸念が存在するように感じる。また筆者も指摘するように我が国には特高警察の事例などインテリジェンス機関による圧政の実体験もある。法治国家としてまた民主主義の国として、そして国民主権の国家として歴史的経緯を踏まえて適切な仕組みと運営を切に願いたい。

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