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シュメル 人類最古の文明 中公新書

小林登志子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121018182
ISBN 10 : 4121018184
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2005
Japan

Content Description

シュメル文明の遺物を紹介しながら、その歴史や文化を丹念に解説。人類最古の文明にして、現代社会の礎を築いた彼らの知られざる素顔とは。多様かつ膨大な記録から、シュメルの人々の息づかいを今に伝える。

【著者紹介】
小林登志子 : 1949年、千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業、同大学大学院修士課程修了。古代オリエント博物館非常勤研究員、立正大学文学部講師等をへて、現在、NHK学園「古代オリエント史」講座講師、中近東文化センター評議員。日本オリエント学会奨励賞受賞。専攻・シュメル学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Koichiro Minematsu

    メソポタミア。私達が知るハムラビ法典。目には目を。やられたらやり返す。倍返し、、、。 しかし、シュメル人のウルナンム法典にはその記述はない。裁量が施されている。シュメルびとよ、すごいぞ。本著はこれだけでも素晴らしいと思う。

  • まりお

    メソポタミアに存在したシュメルの文化について。文字、円筒印章というはんこ、粘土板からメソポタミアの歴史、神話、人々の生活を紹介。特に「学校」についてが面白い。書記を育てるための学校。発掘された遺跡から当時の様子が分かる。また、使用していた教材も発掘されており、なぞなぞを解きながら重要な単語を覚えていく、今と変わらない方法が使われていた。

  • Koichiro Minematsu

    シュメルの世界は現代社会の起源とも思える世界だったのだと言える。 民族問題や社会の成り立ちに想いを馳せれた。

  • ぽんすけ

    メソポタミア史は日本人には馴染みの薄い地方の歴史である。だけど本書を読んでいると何千年もの昔に生きたシュメル人の活き活きとした社会生活が偲ばれて楽しくなってくる。彼らの社会が現代社会の原点だと言われるのも納得である。当時すでに文明社会における諸制度のほぼ全てが整備されており、王を中心とした政府組織の成立から、読み書きのできる「書記」という官僚が生まれ、官僚育成のための「学校」ができ、学校では様々な科目が教えられ元祖学園モノと呼べる文学作品まで創作されたとか。それだけでも文化水準の非常な高さが伺える。

  • バズリクソンズ

    世界史からの影響によりシュメル文化を詳しく知りたい想いで購入。物事には全て始まりがあるが、文明の起こりが今から6000年前に政治、納税、信仰の基盤が出来上がっていた事実に驚愕。はんこの使用もこの時代から始まり、文字を習うのに王家の人々も学校に通った事実に文明、文化の開拓は無上の努力で成り立っている事を21世紀の今現在に強く感じ取れた事を幸福に思う。その一方で人種間による戦争の勃発もこの歴史を語る上で外せない事実であり人類には争いの遺伝子が刻まれている事も否定できない。お神酒がシュメルではビールとは羨ましい

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