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寿命はなぜ決まっているのか 岩波ジュニア新書

小林武彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784005008247
ISBN 10 : 4005008240
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

いつまでも若く健康で!―アンチエイジング(防化防止)が関心を集めていますが、人はみな、いつかは死にます。では、人はなぜ老いるのでしょう?もしも老化がなかったら?寿命を延ばすことはできるのか?「長生き遺伝子」とは?老化とガンの関係は?細胞老化を第一線で研究する著者が、科学的な観点から解説します。

目次 : 第1章 赤ちゃんも老化している!?(ヒトはどのように死ぬのか?/ 老化しない生物もいる?―細菌と原生生物 ほか)/ 第2章 いのちの回数券はある?(人生はカウントダウン?/ ちょっと復習―細胞分裂とDNAの複製 ほか)/ 第3章 DNA修復という若返り術(メンデルと遺伝子―遺伝子って、何?/ 遺伝子はDNAでできている―大腸菌はえらい! ほか)/ 第4章 長生き遺伝子の解明(「長生き遺伝子」はあるのか?/ 環境も寿命を延ばす ほか)/ 終章 寿命はなぜ決まっているのか(老化がなければ人類絶滅!?寿命が延びると幸せか? ほか)

【著者紹介】
小林武彦 : 1963年、神奈川県生まれ。東京大学分子細胞生物学研究所ゲノム再生研究分野教授。九州大学大学院医学系研究科修了。米国ロッシュ分子生物学研究所および米国国立衛生研究所、基礎生物学研究所、国立遺伝学研究所を経て、現職、専門は、分子遺伝学、ゲノム再生学、分子生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • テツ

    大昔に恐竜たち(だけではなく他にもわんさかと)が大絶滅したときに何故ぼくたち哺乳類の祖先たちが種として生き延びられたかといえば、身体が小さく小回りがきき、生命のサイクルが短いので環境に適応しやすかったという説があるらしい。種としての繁栄や進化だけを考えるのなら、個の寿命が長いのは別に良いことではない。近代の個を重視する価値観から眺めたら不思議に理不尽に感じる個の寿命の限界も、種全体として考えれば理に適っている。つくづくぼくたちは単なる遺伝子の乗り物なんだなあと諦めの笑いが出ますね。忘れがちだけれど。

  • 人間万事塞翁が馬

    長寿の世界記録は122歳のフランス人だそうです。ワタクシの年齢の2.5倍です。これからありとあらゆる健康法を実践して150歳を目指し、ギネスに挑戦しようかと思いますが、それでも、いつかは死ぬんだ、と考えることが全然受け入れられません(笑) 進化論的には、コロナに負けず、老化に負けず長生きする方が、『優性』だと思っていましたが、違うんですね。種として、世代を繋ぎ、環境に適応しながら、進化していくことの方が効率的なことで、だから寿命は存在するのですね。うんうん。でも死にたくないなー。

  • たくぞう

    早々とP54からわからなくなった。合成できる方向が逆?どゆこと?と。何度読んでもわからない。日を改めて読んでもわからない。そこから先は、なんとなく雰囲気だけ読んだ。

  • たいき

    僕たち人間は寿命があるから進化できたし、まだ進化の途中なのかもしれないなー。 難しいところは潔く読み飛ばしました🙋‍♂️閉経の年齢が50歳前後の1つの仮説と、閉経後の女性が生物学的にも「余計」ではないとする2つの仮説が面白かった。

  • ねこうさぎ

    「生きるために死ぬ」という禅問答なような生物としての宿命を、科学的な見地から勉強できた。頭の中で、他の細胞学の本の知識と結合し、より理解が深まった。延命ではなく、ピンピンコロリを科学は目指していくべきなのだろう。

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