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ふしぎな総合商社 講談社+α新書

小林敬幸

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062915045
ISBN 10 : 4062915049
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

売上ゼロでもボーナスが良い営業部って!?実は隠れた高収益・高成長業界だった!新聞を読んでもよくわからない商社ビジネスの仕組み

目次 : 第1章 「ヘンな会社」としての総合商社/ 第2章 サラリーマンとしての商社マン/ 第3章 課題先進企業としての総合商社/ 第4章 ビジネスとしての総合商社/ 第5章 仕事としての総合商社/ 第6章 商人としての総合商社/ 終章 総合商社の未来

【著者紹介】
小林敬幸 : 1962年生まれ。1986年東京大学法学部卒業後、2016年までの30年間、三井物産株式会社に勤務。「お台場の観覧車」、ライフネット生命保険の起業、リクルート社との資本業務提携などを担当。現在、日系大手メーカーに勤務しIoT領域における新規事業を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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「商社」、または「五大商社」と耳にするこ...

投稿日:2021/04/11 (日)

「商社」、または「五大商社」と耳にすることは多々あるけども、その実際を知っている人は多くないのでしょうか。30年間、三井物産に勤めた筆者が描き出す「商社像」や商社の内実は、商社とビジネスをする方にも、これから就活で商社を検討する方にも興味深い内容となっています。

ai さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たこ焼き

    多様性と変化、新しいことへの好奇心。一つの商材を突き詰めて多様な経験をつむと深い洞察を得る。連結会社の利益に出資比率をかけた金額で利益を算出している(子会社から一円も本社に実際はキャッシュをもたらしていなくても)なのでキャピタルゲインを目的としておらずその会社の利益を出すことが目的になることが投資会社との違い。この特徴により利益が大きくてもキャッシュが入らない持分方利益が大きくなるリスクがある。商社は色々な稼ぎ方があり、売買で稼ぐ、投資で稼ぐ、子会社に出て行って稼ぐなど。

  • オサム兄ぃ

    総合商社が「ポストバブルの勝ち組」だなんて、知りませんでした。トップ5社は吸収合併も社名変更されず、利益はバブル発生前の数百億円から数千億円へと10倍程に拡大したそうな。大蔵省護送船団 = 銀行・証券界の劇的再編と比べれば分かるが、デフレに苦しみ「失われた」10年、15年、20年を過ごしている日本では驚くべきことだ。どうしたらそんなことが出来るのか、その秘密を本書は分かり易く教えてくれる。2タイトル目の+α新書。編集に工夫があって好ましい。こんな良書が出せるのだから、下らないヘイト本などやめりゃいいのに。

  • hiyu

    「商社」について、イメージしていたのは、もはや昭和のそれに近かったのが正直なところ。本書を読むに随分そのイメージが覆されたような気がする。ところどころで懐古の情が出てくるのはややお約束的な印象ではあるが。それにしてもどうしてこのタイトルにしたのだろうか。

  • 帯の売上0でもボーナスが良い営業部の種明かしは、現在の商社の業績評価の基準は本社単体の売上高ではなく、連結決算の当期純利益(税後利益)になっており、営業部ごとに計算している連結当期純利益さえいい数字が出ていれば、売上高が0でもいい点数がついてボーナスをたくさんもらえる。商社はそのまま英語表記で出てくるらしい。商社はタコツボ人事と批判されることもある。管理職は、残業せずに早く帰れと部下に怒鳴る口調になることもあるという。商人としての総合商社は現代ビジネスに必要となる。5社のデータも載っている。

  • my

    Kindle。日本特有の業態で、本質が良く分からない総合商社。子会社の持分利益が総合商社の収益の柱になっており、個人の働きが与える業績への貢献を知ることが難しい。 商人=文化摩擦の解消役。

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