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カラー版 奇才絵師・伊藤若冲の謎 宝島社新書

小林忠

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299037039
ISBN 10 : 4299037030
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2022
Japan

Content Description

史上最強の天才絵師、
その数奇な生涯に迫る!

●国宝「動植綵絵」全三十幅ほかをオールカラー掲載

繊細な描写技法で動植物の生を美しく精彩に描き出した奇才・伊藤若冲。
幼少の頃よりほぼ独学で習得した絵画に没頭するも、父親の早世によって家業を継がざるを得なくなってしまう。
しかし、その情熱を捨てきれずに遅咲きながら40歳で画家デビュー。
2021年に国宝に指定された、日本美術史上に輝く傑作「動植綵絵」全三十幅は、当時たちまち大評判となった。
それにもかかわらず、「私は理解されるまでに1000年の時を待つ」との言葉を遺したとされる若冲。
その真意とはなんだったのか?
近年、ますます多くの人に愛され、唯一無二の存在感を放つ名画の誕生秘話とは?
天才絵師の数奇な生涯を紐解くとともに、作品の魅力に迫る。


【著者紹介】
小林忠 : 1941年、東京都生まれ。68年、東京大学大学院修士課程修了。東京国立博物館絵画室員、名古屋大学文学部助教授、東京国立博物館情報調査研究室長、学習院大学文学部教授・同名誉教授、千葉市美術館館長、国際浮世絵学会会長、「國華こっか」主幹などを歴任。2013年から岡田美術館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • マエダ

    画家に専念したのが40歳と当時の平均寿命も考えるとかなり遅い年齢だったことは驚きでゴーギャンを思い出す。どこか観ることができる美術館に行ってみようとおもう。

  • tetsubun1000mg

    澤田瞳子版の「若冲」は読んでおいたので、若冲の生涯は頭に入っていた。 本作は若冲の技法面で歴史書を駆使して調査している。 また技法の解説も裏面からの分析など深いものが有った。 絵の画像がかなり入っているのいるのだが、本書のサイズが新書版なので見ずらいのが難点でした。

  • あっきー

    7〜8年前「あべのハルカス美術館」で観た若冲の花丸図。その美しさと迫力に圧倒されましたのを今でも覚えています。 たまたま本屋でこの本を見つけ、若冲について知らないことが多いので購入。 北斎や写楽のように若冲もあまり資料が少なく、本書で憶測の域を出てない事柄が多かった。黄檗宗の僧との関わり(大典や売茶翁)や、最初は狩野派の絵を模写していたが、その後、大典より中国画を見せられ、それに影響される。本の中では、若冲の作品の初期から晩年にかけての作品がカラーで掲載。知らない作品もたくさんあり勉強になった。

  • ジュンジュン

    久方ぶりに”こんぴらさん”(香川県の金刀比羅宮)へ行く。本宮に続く785段の途中、表書院を見学。円山応挙の障壁画を暫し鑑賞。奥書院には普段非公開の若冲作品があるが、今年4月期間限定で公開されるらしい。閑話休題。伊藤若冲の生涯と作品を解説する本書の魅力は何といってもカラー掲載!国宝「動植綵絵」も全部カラー‼これは嬉しい。ちなみに、「動植綵絵」を収蔵する、目下改装中の尚蔵館も今年秋に開館の予定だそう。本書片手に出かけてみようか?

  • kaz

    図版を中心に飛ばし読み。新書版なのでやむを得ないが、図版が小さいのが辛い。だいたい類書で見かけたことがあると思うが、著色版画は初見のような気がする。図書館の内容紹介は『繊細な描写技法で動植物の生を美しく精彩に描き出した江戸時代の画家・伊藤若冲。その数奇な生涯を紐解くとともに、作品の魅力に迫る。国宝「動植綵絵」全30幅などをオールカラーで掲載』。

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