Product Details
ISBN 10 : 4122048893
Content Description
敗戦直後、連合国軍によって巣鴨プリズンと名づけられた巣鴨拘置所に、数多くの人々が戦争犯罪人として収容された。三十四名の死刑囚の最期を看取った初代戦犯教誨師花山信勝は、東条英機、広田弘毅、そして若いBC級戦犯を見送る懊悩の日々のなか、戦争犯罪をどううけとめ、教導活動にあたったのか、心の軌跡をたどる。
目次 : 第1章 混乱と糾弾/ 第2章 つのる収容者のいらだち/ 第3章 教誨師の決断/ 第4章 懊悩の日々なおも/ 第5章 遺書の朗読/ 第6章 A級処刑と新聞報道/ 第7章 きょうも人が死ぬ日にて候/ 終章 孤独の影
【著者紹介】
小林弘忠 : 1937年、東京に生まれる。60年、早稲田大学教育学部卒業、毎日新聞社に入社。92年退社後、2002年まで立教大学、武蔵野女子大学などで講師をつとめ、現在はノンフィクション、江戸史を中心とした執筆活動を続ける。著書に『逃亡「油山事件」戦犯告白録』(毎日新聞社、日本エッセイスト・クラブ賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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風見鶏
読了日:2014/03/08
ビタミン
読了日:2016/08/26
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