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戦争の日本史 21

小林啓治

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642063319
ISBN 10 : 4642063315
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2008
Japan

Content Description

山東半島の利権を巡り、第一次大戦に参戦した日本。ドイツとの開戦、英・中国との外交交渉の過程から、その国家的意志を追究。シベリア出兵へ続くヨーロッパの政治状況の構造変化を、反戦思想家の足跡から検証する。

【著者紹介】
小林啓治 : 1960年島根県に生まれる。1983年京都府立大学文学部卒業。1989年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、京都府立大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Mealla0v0

    一般に、日本の総力戦体制論は第2次世界大戦のものを扱ったものが多いが、本書は欧州戦争と認識されていた第1次の日本に対するインパクトを論じている点で画期的。『欧州戦争実記』を丹念に分析し、新しい戦争の形態=総力戦がヨーロッパに与えた影響を分析しながら、来る将来の戦争に備え、日本はどのような動員体制を構築すればいいのか、そういう危機意識を持った言説が分析されており、興味深い。平時をシームレスに戦時の体制に接合可能にすべく、平時こそを改造せよ、というわけだ。

  • 星辺気楽

    ちょうど100年前、欧州を中心にした世界最初の大殺戮総力戦が行われた。遅れてきた帝国・日本は、それを足場にさらなる高みに躍り出ようとし、世界5大列強にまで上り詰めた。現代日本の悪魔の原点であるこの時代のことを日本国民は、今こそ精査しておくべきだと感じた。

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