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宮沢賢治 コミック版世界の伝記

小林可多入

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591128374
ISBN 10 : 4591128377
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』『セロひきのゴーシュ』などの作品で有名な宮沢賢治。ふるさとの自然を愛し、家族を愛し、人びとの幸せをねがった人生です。

目次 : 第1章 石っ子賢さん/ 第2章 十五の心/ 第3章 トランクの中の童話/ 第4章 賢治先生/ 第5章 土とともに生きる/ 第6章 雨ニモマケズ/ ためになる学習資料室(もっとよくわかる宮沢賢治/ 宮沢賢治の生きた時代/ 参考文献)

【著者紹介】
小林可多入 : 漫画家。角川書店・月刊ASUKAにて「チャイナガール」を連載、ベストセラーになる

佐藤竜一 : 岩手大学内宮澤賢治センター事務局長・作家。岩手県出身。岩手大学で「日本文学」(宮沢賢治入門)を講義している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    何不自由ない暮らしをしていたからこそ気づける不平等もある。宮沢賢治のストイックさは、富裕層のエリートたちが共産主義に傾倒していくような純粋な義憤を思わせます。彼の献身は信仰とも深く関わりがあったんですねえ。妹さんのエピソードは有名ですが、支え続けた父親、出版のために奔走した弟さんのエピソードも素敵でした。宮沢先生に教わってみたかったな。

  • 紅香

    『わたくしのお話は、みんな林や野原や鉄道線路やらで、虹や月明かりからもらってきたのです』どこまでも謙虚で優しい。人々の幸いを願い、故郷を地球を愛した。「石は地球の一部だろ?こんな綺麗な地球を集めたら楽しいじゃないか」少年の頃のエピソード。石を集めたように素敵な物語をトランク一杯に拾い集めたイーハトーブ。本の扉を開いたら、いつでも行ける世界。後世の私達に架けた虹。清らかさに惹かれて透明なその泉に浸り、喉を潤し、願うならそこの住人に私もになりたいと思うのです。知っているようで知らなかった宮沢賢治の生涯。

  • Kikuyo

    豊作の花巻市の秋のお祭り、肥料相談にのる、そこから臨終まで「お父さんにほめられた」あと息を引き取るシーンは、何回でも泣いてしまう。弟の清六さんの尽力は大きかったなと改めて思う。石は地球の一部。賢治の愛した岩手の土地や、植物や動物やすべてのものは自然の一部。賢治はいつでもひたむきで、未来に目を向けていたことがよくわかる。

  • りるふぃー

    こうして宮澤賢治さんの人生を辿ってみると、賢治さんの人生体験全てが、様々な宝石みたいにたくさんの結晶になったのが、あの不思議で美しい物語の数々なんだと実感する。人それぞれに、人生を童話の結晶にする技術を持ってたら面白いのに。私にもそんな才能があったとしたらどんな童話が生まれるのかな。

  • 陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き

    姪っ子のクリスマスプレゼントに。去年は鉱物図鑑を贈ったので、「銀河鉄道の夜」と合わせて一緒によんでほしい。宮沢賢治の家族との葛藤や妹トシの優しさ、学びや農業への思い。トシへの童話の数々。美しい岩手の土地、イーハトーブへの想いを込めて。子供向けながら涙が出てきた。私もまた再読してみます。

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