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小林修写真集 司馬遼太郎「坂の上の雲」の視点

小林修

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784023322684
ISBN 10 : 4023322687
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
小林修 ,  

Content Description

敗戦が国民に理性をあたえ、勝利が国民を狂気にするとすれば、長い民族の歴史からみれば、戦争の勝敗などというものはまことに不可思議なものである。司馬遼太郎のベストセラー『坂の上の雲』の世界観を写真で表現。

【著者紹介】
小林修 : 1966年生まれ。1990年、立教大学英米文学科卒業。同年、朝日新聞社に入社。出版写真部で「アサヒグラフ」「週刊朝日」などの撮影を担当。2003年、2017年、2018年、2019年、日本雑誌写真記者会賞最優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    司馬遼太郎「坂の上の雲」の世界観をビジュアルで表現した写真集を見つけたので、手に取りました。 文章が少なく美しい写真中心に魅せる本作、司遼ファンにも高評価になりそうです。 https://www.asahi.com/corporate/info/14751512

  • なつきネコ@吠えてます

    日露戦争、その事を描いた司馬さん 本当に文章が美しい。「まことに小さな国が、開花期をむかえようとしている」の一文は私の中でも最高の始まり。あのドラマの渡辺謙の声の朗読を思い出す。ドラマから伝わった明治期の日本人の盛り上がり、あの感覚から明治が好きになった。東京、サンクトペテルブルク、旅順、豪華な写真集。ウクライナ戦争の始まったときからに発行した。ずっと昔からロシアは妄想に囚われ存在し、同じことをしている。日露戦争のときは日本だった、今はウクライナが同じことをしている。歴史は繰り返すその事を思い知らされる

  • koji

    小林修さんの司馬遼太郎写真集は「街道をゆく」に続き2冊目。ロシアのウクライナ侵攻の2022年に刊行された本作は、「司馬さんが伝えようとした日露戦争当時のロシア人の本質は(略)現代のロシア人とオーバーラップしている」ことを表しています。又それだけでなく、本作の写真と引用文を眺めていると、「坂の上の雲」が日本人、ひいては人間とは何かを主題にしていることを改めて思いました。2024年は、20年ぶりに「坂の上の雲」を読むことにチャレンジすることにしました。今の自分は「坂の上の雲」に何を感じるか、ワクワクしますね

  • ロマンチッカーnao

    坂の上の雲の写真集。坂の上の雲の舞台の写真と司馬さんの文章。休日の午後にカフェで眺めていると最高の時間を過ごせます。

  • pulapula60

    「週刊朝日」などの写真担当が「坂の上の雲」にまつわる場所の磨かれた写真と原作からの引用文で綴る写真集。司馬の文には50年前からロシアの専制、侵略を感じる。原点松山から始まっているが、ウクライナ侵攻後の出版のためロシアが多く感じる。露帝都だったサンクトペテルブルクの写真とともにモンゴル人の支配でロシア人には市民社会がなかったや、ロシア人は国家と違い好人物だけであるという文がある。ロシア、日本に限らず人は集団になるとなぜ悪くなるのか考えずにはいられない。

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