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決定版 日本の喜劇人

Nobuhiko Kobayashi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103318286
ISBN 10 : 4103318287
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2021
Japan

Content Description

私達を笑わせてきた彼らの芸と歴史――伝説の名著、遂に最終形態へ。改稿を施し、令和迄をカバーする新稿を加えた〈笑いの聖典〉!

【著者紹介】
小林信彦 : 1932(昭和7)年、東京・旧日本橋区米沢町(現・中央区東日本橋2丁目)に和菓子屋の長男として生れる。幼少期より、多くの舞台や映画に触れて育った。早稲田大学文学部英文科卒業後、江戸川乱歩の勧めで「宝石」に短篇小説や翻訳小説の批評を寄稿(中原弓彦名義)、「ヒッチコックマガジン」創刊編集長を務めたのち、長篇小説『虚栄の市』で作家デビュー。創作のかたわら、日本テレビ・井原高忠プロデューサーに誘われたことがきっかけで、坂本九や植木等などのバラエティ番組、映画の製作に携わる。その経験はのちに『日本の喜劇人』執筆に生かされ、同書で1973(昭和48)年、芸術選奨新人賞を受賞。以来、ポップ・カルチャーをめぐる博識と確かな鑑賞眼に裏打ちされた批評は読者の絶大な信頼を集めている。主な小説作品に『うらなり』(菊池寛賞受賞)などがある。また映画や喜劇人についての著作も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kokada_jnet

    この本は「人生を伴にした一冊」。「日本の喜劇人」は過去に10数回は繰り返し読んでいて。「日本の喜劇人2」(「喜劇人に花束を」改題)のほうも4、5回は読んでいる。続けて読むと、「2」のほうの、異常な脅迫観念にとりつかれていた喜劇人「藤山寛美」の実像を描く章が、やはり、もっとも印象深い。小林先生以外の人には、書きたくても書けない「実像」だからね。

  • まこみや

    小林信彦の評論を読んでいつも感じることは、対象に対する時間と金の懸け方が半端ないことであり、他人の受け売りではなく自らの五感を通して体感した実感に基づいて評価することである。そして当時の細々した日記やメモ、記事の記録と保存さらに記憶にも驚く。本書に登場する日本の「喜劇人」にしても、彼らの魅力を本当に伝えるのは、〈生の舞台・ステージ〉だったという。ブラウン管ではなく生のその舞台を身銭を切って体験した小林信彦の強みである。

  • ネギっ子gen

    『日本の喜劇人』が座右の書なので、その第2部『喜劇人に花束を』との合本である本書は、プレゼント本。ずしりと重いが、その重量までが喜びに。著者は『日本の喜劇人』の「あとがき」で、<「植木等ショー」の作者の一人であり、彼らの映画の脚本の補修を手伝っているのだ。もっとも、自分が関係した“仕事”の部分では沈黙を守るのがルールだ、と、きわめて古風に考えるにせよ、もう少し熱っぽく語るべきではなかったか>。と、クレージー・キャッツをあっさり記述してしまったことを悔いているが、本書表紙は植木等!  堂々たるスーダラ姿。⇒

  • 山口透析鉄

    市の図書館本で、550頁強ありますが一気に読みました。大元の本は1972年に出たものを何度か改訂しているようです。 ロッパ・エノケンあたりから大泉洋さんのお名前くらいまで出てきます。植木等・渥美清・小沢昭一・由利徹・伊東四朗・コント55号・ドリフ・森繁久弥といった面々に混じって宍戸錠さんの記事とかも印象深いです。藤山寛美さんの個別項目も力が入っていました。 巻末近くに出てくる伊東四朗・小松政夫両氏の共演は私も見ていますが、演劇作品はナマモノなので、細かいところまでは覚えていませんが、作り込まれていました。

  • 信兵衛

    喜劇人一人一人の紹介・批評に留まらず、喜劇人の系譜を語った一冊。戦後日本が辿って来た喜劇人の歴史絵巻を見る観があります。関心の有無次第と思いますが、お薦めです。

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