現代のエネルギ-・環境政策 分権型福祉社会の文化的開発と環境制御

目次 : イギリス分権型福祉社会論とエネルギー政策/ 第１部　電力事業改革と地域エネルギー資源の創造的な開発（イギリス電力事業改革にみるシステム設計とその構造的展開/ ブレア電力事業改革と原発会社倒産の危機―自由化はなぜ原発を割高にしたのか/ 再生可能エネルギー市場と地域エネルギー政策―気候変動課徴金と化石燃料課徴金制度の比較を中心に）/ 第２部　福祉国家から福祉社会、そしてソーシャル・エコノミーへ（ナショナル・ミニマム論からソーシャル・エコノミーへ/ 電源開発のもたらした立地地域への影響と地域再生事業―福島県只見町を事例に/ 地方分権と財政調整制度―補助金の経済理論を手がかりに）/ 地域エネルギー資源の開発と創造性―地球環境制約とアメニティの概念を中心に

【著者紹介】
小林俊和 : １９７５年生まれ。１９９８年立命館大学経営学部卒業。２０００年福井県立大学大学院経済・経営学研究科博士前期課程修了。２００７年京都橘大学大学院文化政策学研究科博士後期課程修了（文化政策学博士）。福井県立大学地域経済研究所・助手などを経て、現在、国際文化政策研究教育学会編集部・副編集長、立命館大学経営学部・非常勤講師。専門分野は、財政学、文化経済学、地域公共政策論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）