古代に見た性事秘話 謎の神猿田彦を追って

国生み神話が男女の交合から始まるこの国には、男根の象徴とも言われる特徴的な「鼻」を持つ「猿田彦」という神がいる。その他にも、ストリップの元祖アメノウズメなど、古代から人と性との関連は深い。この「猿田彦」を追う古代ロマン探究の旅は、思わぬ場所から原像を発見することによって、ますます深く楽しい展開を見せていく。

目次 : 伊勢と猿田彦（一九九五・夏）/ 古代ロマン病余話（一九九一・夏）/ 古代性事アラカルト（一九九七・夏）/ 地名に古代を探る（一九九八・新春）/ 高天原はこの国に在った（一九九八・夏）/ 伊勢と猿田彦の謎（一九九九・夏）/ 続伊勢と猿田彦の謎（二〇〇〇・夏）/ 名古屋の市章を追う（二〇〇一・新春）/ 更にロマンを追う（二〇〇一・夏）/ 神話の古里を訪ねて（二〇〇二・新春）/ 猿田彦幻想（１）（二〇〇二・夏）/ 猿田彦幻想（２）意外な展開（二〇〇三・新春）/ 伊勢と猿田彦そしてニギハヤヒ

【著者紹介】
小林伊佐夫 : １９３０年（昭和５年）長野県生まれ。昭和３６年全繊機関誌『友愛』（筆名・小林功）で、戯曲「帰省」が年度文芸賞受賞（青江舜二郎氏選）。『青年演劇一幕劇集第三集』（未来社）に収録され、全国各地の青年団・勤労学生等により上演された。昭和５７年社会保険労務士試験合格・開業。平成６年『リーダーの知腕態』（近代文芸社）出版。平成１３年引退し無職。現在「全国歴史研究会」本部会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）