Books

近代チベット政治外交史 清朝崩壊にともなう政治的地位と境界

小林亮介

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784815811464
ISBN 10 : 4815811466
Format
Books
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

仏教を介して中国と特別な関係を結び、広大な領域を治めたダライ・ラマ政権。東アジア国際秩序の構造転換を前に、彼らは勢力を維持すべくいかに行動したのか。そこで主張された「独立」「自治」の意味とは何か。現代に至るチベット問題の起源を、チベット語を中心とする多元的な史料にもとづき究明した画期的成果。

【著者紹介】
小林亮介 : 2010年筑波大学大学院人文社会科学研究科博士課程修了。現在、九州大学大学院比較社会文化研究院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • BLACK無糖好き

    清朝崩壊前後でのチベットの政治的地位と境界(領域)の確定をめぐるダライ・ラマ政権の模索の過程を中心に描く。世界各地の文書館でチベット語の文書史料を収集し、チベット内部からの政治外交の取組みを深掘りした点が本書の特徴。中国とは別個の政体・国家としていかに存続するか、イギリス、ロシア、アメリカ、日本との関係を含め、当時のチベットの様々な外交交渉の一端が見えてきた。大枠で、現在のチベットの状況に至る過程も改めて概観できる。◆根底にあるテーマとして、岡本隆司編『宗主権の世界史』を思い出す。

  • takao

    ふむ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items