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近代日本と公衆衛生 都市社会史の試み 新装版

小林丈広

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784639025979
ISBN 10 : 4639025971
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

コレラが日本の「防疫行政」を変え、「地域差別」を変えた。文政5年に日本に上陸したコレラ。以後のコレラ防疫行政の展開過程を追うとともに、コレラ防疫を契機とした近代の地域差別の変容を探り、社会的差別のメカニズムを解明する。

目次 : 序章 「クワーランタイン」をめぐって/ 第1章 近代的防疫行政の形成/ 第2章 防疫の組織化―「十九年の頓挫」の再検討/ 第3章 コレラ騒動の歴史的意義/ 第4章 伝染病と地域社会をめぐる諸問題/ 第5章 紀念祭・博覧会と「公衆衛生キャンペーン」/ 第6章 近代部落問題の成立・序説―都市貧民を追って/ 終章 民衆意識と「公共性」

【著者紹介】
小林丈広 : 1961年静岡市生まれ。1986年金沢大学大学院修了。京都市歴史資料館歴史調査員、奈良大学文学部教授を経て、同志社大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yanapong

    京都の事例。公衆衛生行政と被差別部落の関係に焦点が当たっているが、明治期の公衆衛生と下水(特に清潔法との関連)で示唆に富む内容であった。法規の内容を具体的に記述してあればなお良かった(参考文献や註で出典は確認できるが)。

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