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ISBN 10 : 4886835015
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その日、ふたりは横幕を持って国会に向けて歩き始めた…。60年安保からベトナム反戦、湾岸戦争まで、「声なき声の会」を支えた著者の遺稿を刊行。戦争と権力者の横暴に抗し、挫けずに歩んだ人々の群像がここに。
【著者紹介】
小林トミ : 1930年(昭和5年)5月15日、茨城県土浦市に生まれる。東京芸大に進学し、美術学部を卒業後、さらに専攻科で二年学ぶ。鶴見俊輔氏らが始めた「思想の科学研究会」に入り、その傘下の一サークル「主観の会」の責任者を務める。日米安保条約の改定に反対する運動が全国的に高揚した1960年の6月4日、映画助監督の不破三雄氏と二人で「誰デモ入れる声なき声の会」と書いた横幕を掲げて、東京・虎ノ門から国会に向けて歩き出す。これを機に「声なき声の会」が誕生する。2002年10月7日、国立がんセンター東病院(柏市)へ入院、12月21日退院。同29日ころから昏睡状態となり、2003年1月2日午前五時三十分、永眠。七十二歳
岩垂弘 : ジャーナリスト。1935年、長野県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。朝日新聞社会部次長、編集委員などを経て、退職後、友人らと「平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF)」を創設し代表運営委員となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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