小林ソーデルマン淳子

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読書を支えるスウェーデンの公共図書館 文化と情報への平等なアクセスを保証する場所

小林ソーデルマン淳子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794809124
ISBN 10 : 4794809123
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

作家、出版社、書店、学校、地域がタッグを組んで読書振興。思わず本を読みたくなる環境が、この国にはあった。カラー口絵4P、写真多数。

目次 : 序章 なぜ、スウェーデンは図書館を大事にするのか/ 第1章 スウェーデンの公共図書館サービスの基盤―制度・歴史・法律/ 第2章 スウェーデンの公共図書館の実際―サービス・プログラム・施設/ 第3章 スウェーデンの小さな図書館の物語/ 第4章 スウェーデンの公共図書館における児童サービスと児童図書/ 第5章 スウェーデンの公共図書館における多様な利用者へのサービス/ 第6章 スウェーデンの読書事情と出版事情/ 終章 文化の格差を図書館が埋める

【著者紹介】
小林ソーデルマン淳子 : 1957年、神奈川県生まれ。1981年、国際基督教大学教養学部教育学科卒業。1987年、ボロース図書館学校(ボロース大学、スウェーデン)卒業。ノールバリ図書館、ファーゲシュタ図書館、フィンスカテバリ図書館の児童・学校司書、エチオピアでの図書館コンサルタント、フィンスカテバリ・コミューンの図書館長を経て2005年からストックホルム市国際図書館勤務。現在、国際図書館貸借センター部業務発展責任者

吉田右子 : 1963年、東京都生まれ。1992年、図書館情報大学大学院修士課程修了。1997年、東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。図書館情報大学助手を経て現在、筑波大学大学院図書館情報メディア研究科教授(公共図書館論)。2008年8月から2009年3月までデンマーク王立情報学アカデミー客員研究員

和気尚美 : 1983年、埼玉県生まれ。2007‐2009年、青年海外協力隊(職種:環境教育)としてシリアアラブ共和国にて活動。2011年、筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士前期課程修了。博士前期課程在籍中、6か月間デンマーク王立情報学アカデミーへ留学。2012年現在、筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程在籍、デンマーク政府奨学生としてデンマーク王立情報学アカデミーへ留学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • さぜん

    国が違えば文化も違うことは理解している。公共図書館のあり方も違うだろう。だが「読書」という行為は同じである。人は誰もが本を読む権利を持つのである。読書の力は大きい。同時に図書館の力も大きいはずだ。社会福祉政策が充実したスウェーデンでは図書館は平等を実現する場所なのだ。知を得る事で社会課題の多くを解決できるかもしれない。そして純粋に読書は楽しいのだ。それを多くの人が享受できればいい。図書館の役割は重要かつ多様になってくる。「スウェーデンの四季と読書」が素敵だ。

  • 1.3manen

    巻頭カラーページは、 行ってみたい図書館と一目瞭然。 社会改良運動→生涯学習へ(10頁〜)。 図書館の本質はメディアを介して 人と情報を結合すること(14頁)。 寺子屋ならぬ、 読書小屋(lässtuga)は民衆が読書する場(37頁)。 19C後半の話。 第二の居間としての図書館(88頁〜)。 キャッチフレーズとしては面白い。 障がい者に配慮した図書館サーヴィスは スウェーデンに学ぶのがよいと思う。

  • マエダ

    スウェーデン社会では一人ひとりが「自分のことばを所有する」ことを重視している。個人のアイデンティティに関わる言葉と、社会で生きて行くための言葉である。図書館は、個人にとって大切な財産である。言葉を保持し、育み発展させていく場所である。スウェーデンが経済危機のとき児童文学者が「図書館を維持していくのにお金がかかるということはわかりますが、図書館を廃止したら将来もっとお金がかかることになりますよ」と言ったらしいが、素晴らしいと思う。

  • イボンヌ

    図書館の在りかたが、日本とは随分と違うようです。 夏期休暇が5週間と労働規約で決められている、スウェーデンを見倣いたい。 子供の夏休みは10週間!

  • 真朝

    興味深く読みました。 私の勤めている図書館とは良い意味で違います。勿論、同じ所もありました。でも、なんかもっとこう、スウェーデンの図書館は生活に深く根付いているし、もっと積極的に本や読書に接して欲しいという表れが出ている気がします。 何より羨ましかったのは、作家さんが図書館に来てくれる事。それも、ノーベル賞をとった作家さんとかもです。なんて贅沢なんだろうと思います。私は、まだまだだなので、しっかり仕事をしたいなとおもいました。

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