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空爆の日に会いましょう

小林エリカ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784838713790
ISBN 10 : 4838713797
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2002
Japan

Content Description

2001年10月8日、アフガニスタンへの空爆開始の日から、自宅に帰らず他人の家を泊り歩く…。ひとりの女の子が始めた風変わりで個人的な反戦プロジェクト。「殺戮」を忘れないための抵抗の記録を日記形式で綴る。

【著者紹介】
小林エリカ : 1978年東京生まれ。97年より「東京アナログ化計画」をフカサワカズヒロと発足。以来、絵、小説、映像など領域融合的な創作を行う。98年より漫画『爆弾娘の憂鬱』シリーズを『H』『コミックHマンガカメラ』(rockin’on)に発表、99年同作品のミュージカルアニメーション映画(音楽:丈和)が水戸芸術館「’99水戸短編映像祭」水戸市長賞を受賞。2000年同作品英語版『Bombastic Melancholy Sweet Radiation』は「2000 Russian Animation Film Festival」に招待され、「San Francisco Independent Film Festival」「Ajijic Festival International de Cine」等で公開された。また、同シリーズで「NTTオンラインコミックコンテスト」優秀賞を受賞している。専攻は学際情報学、コンピュータ・アーキテクチャ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • RYOyan

    まず、かなり危なっかしい企画にも関わらず、家族の理解があって協力的だったってところがいい意味で衝撃的だったな。そして想像以上に大変で面倒な現実があって、遠い場所で起きていることを日常に持ち込んで体感するという点で意味のあるものになってる。

  • つぐみ

    空爆がある日に男の家に泊まり夢日記をつける、という身体を張った素っ頓狂な企画、と思いきや読み進めるうちに著者の平穏な日常への帰還と何より今でも続く空爆が早く止みますようにと願わざるを得なくなる。『もう、大きすぎる幸せや大すぎる不幸も要らないし、ただ日々、小さな幸せがあればもうそれでいいのにと、深刻に思う』と著者が書くように、それすら奪ってしまうのが空爆の日々であり、こんなものは一刻も早く止んだ方がいい。同じような他人の、同じ夢を見ないあなたが死んでしまったらそれでも私は哀しいという一文がひどく印象に残る。

  • Neko*2

    なぜこんなことを?と考え始めるとぐるぐる回りそうなので、とりあえずそのまま読んでみる。アフガニスタン空爆が終わるまでは自宅に帰らず、外泊をし続ける著者。知り合いだけでなく、知り合いの知り合い、泊まりに行く日が初対面の男性、という場合も。様々な事情で、住み慣れた自宅に全く帰れない、帰る見込みも立たない、という人は今の日本にもいる。そんな人々に思いを馳せた。

  • るる

    「空爆が終わるまで家には帰らない」といって、他人の家を泊まり歩いた133日間の日記。色々な人の家に歓待され、出されたご飯で3kgも太り、それでも東京での難民生活は寂しさがつきまとう。初めは、また突飛なことをやってるなと思っていたが、段々と読んでて苦しくなる。早く家に帰りたい、空爆が止んで欲しいと思う。反戦。

  • かみのけモツレク

    状況説明が少ないけどそのまま読んでみる

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