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カラー版 裏山の奇人 野にたゆたう博物学 幻冬舎新書

小松貴

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344987364
ISBN 10 : 4344987365
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
小松貴 ,  

Content Description

昆虫界を震撼させた伝説の名著、復刊。

身近な自然を舞台に、奇怪な人間が奇怪な虫の謎を解く。

異常なまでに虫を愛する姿から「裏山の奇人」と綽名される著者。長野の裏山で13年間、誰も気に留めないような小虫を観察・研究し、数々の新発見を成し遂げた。アブラムシを刺した謎のハチの正体は? ツノトンボはなぜ突如上空に飛びあがる? アリの行列を押しのけてカイガラムシの甘露を盗む毛虫がいる!? 
身近な自然を舞台に、奇怪な人間が奇怪な虫の謎を解くわからないことを、わかりたい――気鋭の昆虫学者が、幼少期から青年期までに出会ってきた国内外の奇怪な生き物の生態を綴る。昆虫界でカルト的人気を得た伝説的名著の復刊。

【著者紹介】
小松貴 : 1982年神奈川県生まれ。信州大学大学院総合工学系研究科山岳地域環境科学専攻博士課程修了。博士(理学)。九州大学熱帯農学研究センターでの日本学術振興会特別研究員、国立科学博物館での協力研究員等を経て、現在は在野の昆虫学者として奮闘中。専門は好蟻性昆虫。NHKラジオ「子ども科学電話相談」などメディアでも活躍し、昆虫の魅力を広く伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    備忘録:著者の他の本があまりにも面白かったので、もう少し多様な観察対象が紹介されているこちらを読みました。楽しい!特に日本国内の話が私の好みで、スズメバチに餌付けをする話は特におもしろかったです。私はスズメバチではなくアシナガバチとカマキリにやりました。前者は確実にこちらを認識するようになりますが(アシナガバチも餌をもらいに来ます。学習能力が高い!)、カマキリは全く頓着しません。ホント社会性昆虫は素晴らしいです。

  • とんかつラバー

    手に入りにくくなった単行本が新書になって復活、カラーページも増えてお得に。観察対象へのストーカーのごとき執念がすごい。卒論の謝辞ににエロゲーのキャラの名前を入れるのはいいんだけど、珍しくない蝶を駄蝶って言ったり、私の敬愛する某先生に対して「こいつを認めるのは●●時代まで」とのたまい、自分を南方熊楠と同等に並べる。若さ故のノリなんだろうけど、自分の興味のないものをいちいち見下してディスっているのが自意識高い系オタクの文章のようで引いてしまった

  • キャリー

    読みたかった本が新書になると知りウキウキと予約して購入。面白かったー。小松先生の生き物に関する観察眼が凄いのは他の本でも知っていたけど、それでも子供の頃のエピソードの数々には驚かされる。丸山先生の本で読んだ南米でのエピソードが小松先生の視点で語られるのも良かった。あとスティロガステルの美少女化イラスト、©Komatsuとあってどうやら小松先生が描いたっぽいのも衝撃。謎に上手い。

  • 志村真幸

     著者は、好蟻性昆虫の研究者。蟻を餌としたり、寄生したり、巣のなかに棲みついたりしている昆虫のことである。非常に種類が多く、生態も奇妙で、なおかつ研究がほとんどされていない。  本書は、研究の日々をエッセイ風に綴ったもの。長野の裏山から東南アジア、南米とあちこちをフィールドワークしている。  蟻をはじめとした得体の知れない虫たちに噛まれたり刺されたり。だいぶ辛い体験もしているようだが、とにかく昆虫の研究が楽しそう。  こんなにも不思議な世界が未知のまま残されていたのかと思うと、わくわくさせられる。

  • 南嶋人🏝️晴耕雨読

    『裏山の奇人 野にたゆたう博物学』読了📖 幼少期から鍛えた独特の観察眼を使って裏山で新種を発見👀 幼少期は1人で昆虫と遊ぶ、大学の授業中も裏山での昆虫観察を考える、ゲームキャラが好きすぎて博士論文の謝辞に載せる、蟻に手を噛ませてのたうち回る…癖が強くて面白い👍

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