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ISBN 10 : 4044083215
Content Description
鎌倉幕府を呪詛調伏した後醍醐天皇の「荼吉尼天法」、戦国武将の武田信玄や上杉謙信が用いたとされる「飯綱の法」、現在も残る呪詛信仰で名高い高知県旧物部村の「いざなぎ流」―。日本の歴史において、「呪い」とは何であったのか。それは、現代に生きる私たちの精神性にいかに受け継がれ、どのような影響を与えているのか。民間信仰研究の第一人者が、呪いを生み出す人間の心性に迫り、精神史の新たな足跡をたどる。
目次 : 1章 蘇る「呪い」の世界(「呪い」をめぐる思索のはじまり/ 医者でもなおせない病気 ほか)/ 2章 なぜ、人は「呪い」を恐れるのか(「おまえを呪ってやる!」/ 「呪い」が支配する世界 ほか)/ 3章 どのように呪うのか(言霊信仰―言葉を発すれば、それが「呪い」となる/ 「とこう」―記紀神話のなかの呪い ほか)/ 4章 「呪い」を祓う方法(「水戸黄門」のラスト・シーン/ 「呪い」が「ケガレ」を発生させる ほか)
【著者紹介】
小松和彦 : 1947年、東京都生まれ。国際日本文化研究センター所長。埼玉大学教養学部教養学科卒業、東京都立大学大学院社会科学研究科(社会人類学)博士課程修了。専攻は文化人類学・民俗学。2013年、紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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鷺@みんさー
読了日:2018/12/02
イトノコ
読了日:2023/12/17
テツ
読了日:2019/08/19
miel
読了日:2014/11/07
稲花
読了日:2019/02/12
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