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乱歩と名古屋 地方都市モダニズムと探偵小説原風景

小松史生子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784833106221
ISBN 10 : 4833106221
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2007
Japan

Content Description

乱歩が多感な少年時代をいちばん長く過ごした名古屋。モダニズム文化の洗礼を受けたことが、乱歩の感性に何を刻印したのか。本書では、明治の名古屋と乱歩の関係をモダニズム形成期の視点から読み解く。

【著者紹介】
小松史生子 : 1972年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士後期課程修了。金城学院大学文学部日本語日本文化学科助教授。専攻は日本近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しぐれ

    私の中で今第二次乱歩ブーム。 この本片手に名古屋を歩いてみたい

  • 紅独歩

    乱歩の作品に横溢する下町趣味が、浅草ではなく名古屋・大須に発するものだという指摘は非常に興味深い。乱歩自身はほとんど書いていないらしいが、彼が「黄金時代」を過ごした名古屋との関係は、もっと注目されるべきだろう。横溝正史の持つモダニズムが乱歩を追い詰め、その「反モダニズム」を植え付けたのが、モダンになり切れなかった都市・名古屋だというのだ。名古屋が持つ中途半端さは、意外と奥が深い。それにしても、乱歩が幽霊を見たという大須ホテル、現存していれば良い観光スポットになっただろうに。

  • 木之下

    名古屋の中にある乱歩の軌跡をたどる。あの名作もここから生まれたのかも?学生時代の乱歩が知りたい方はぜひ

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