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緒方貞子 波乱に満ちておもしろい! ストーリーで楽しむ伝記

小手鞠るい

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784265051403
ISBN 10 : 4265051405
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

緒方貞子さんは、父親の仕事の関係で幼少期をアメリカ、中国などで過ごしています。九一年には日本人として、また女性として初の国連難民高等弁務官に就任し、その後一〇年間つとめました。常に紛争の最前線にかけつけ、難民の声に耳をかたむけ、世界に向けて「難民に対する尊厳」の大切さをアピールしていきました。

目次 : プロローグ アフリカの「サダコオガタ」/ 第1章 明るくて活発なサダ/ 第2章 アメリカから中国へ/ 第3章 お国のために/ 第4章 リーダーシップを学ぶ/ 第5章 日本はなぜ戦争を起こしたのか/ 第6章 結婚の条件/ 第7章 世界平和にささげられた半生/ エピローグ もう一ぱい、コーヒーを

【著者紹介】
小手鞠るい : 1956年岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。小説家。『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(講談社)でボローニャ国際児童図書賞、『ある晴れた夏の朝』(偕成社)で小学館児童出版文化賞、『ぼくたちの緑の星』(童心社)で、うつのみやこども賞を受賞

佐竹美保 : 富山県生まれ。主なさし絵に『雨月物語』『更級日記』『菅原伝授手習鑑』(岩崎書店)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ゆのん

    国連難民高等弁務官・緒方貞子氏の伝記。ニュースなどで名前だけ聞いた事がある程度の知識で読み始めた。犬養毅総理大臣の曾孫にあたるとは。日本の外の広い世界への好奇心や、平和を強く求める気持ち、柔軟性、類稀なリーダー力、スピーディーな行動力などなど素晴らしい素質を発揮して難民の命を救う為に奮闘した生涯。今の日本であれば定年を迎えている年齢であっても意欲的に活動されていたなんて凄すぎる。

  • ホッパー

    子供向けに書かれているのでさらっと読める。緒方貞子さんの人柄にきらめきのようなものを感じられた。

  • ぶんこ

    外交官だった父と共に諸外国で生活という生育環境と、聖心女子大学での教育環境に恵まれていたことが大きい。国連にかかわることとなる第一歩が、市川房枝さんからの国連総会出席依頼だった。6歳と1歳の子を残しての3ヶ月にわたるアメリカ出張。無理と言う貞子を後押したのが父と夫。この出席から国連日本政府代表部赴任に至り、また生涯を捧げたUNHCRでの活躍となる。現場主義と即断実行で、ルールを無視してでも苦しんでいる人々優先でことに当たる。『難民を守る人の献身に、前線で人道支援に従事する人、誰よりも難民に尊厳を。』感動。

  • spatz

    UNHCR勤務の友人がいて話を聞いていたので国連の最前線で活躍する人として認識いたつもりだったが生い立ち半生をこの本で知った。子ども向きで短くわかりやすく、彼女の幼い頃からの実体験犬養毅のひ孫だったことを知った。勉強熱心で国際的な目が開かれていた外交官の家庭、海外での経験、は彼女のベースになっているが、その後の、誰も辿ったことのないような道を切り拓いていったのは、ひとえに彼女自身のバイタリティ、勉強熱心なだけでなく、人と人とのつながりも大切にした人間性だったんだなと感じる。 #NetGalleyJP

  • おーね

    小学生向きでしょうが、作者のこの人を伝えたいという熱意が感じられました。考えることの大切さと難しさを感じました。

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