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晴れ、ときどき雪

小手鞠るい

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065359730
ISBN 10 : 4065359732
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

部屋を満たすようにして流している音楽は「まだ完全な恋ではない、でも絶対に、淡いあこがれとか、片思いとかじゃない、なんて言えばいいのだろう、色濃く漂ってくる恋の気配みたいなものを感じさせる主旋律。そのあとに続くのは、春の嵐だ。(本文より)

春の嵐のように自信満々な初恋、友達以上恋人未満の遠距離初恋、球根のように地中深くうめておきたい秘密の初恋、運命の初恋、ひそやかにふくらむ初恋。五粒のチョコレートボックスのような10代の恋のせつなさがつまった五つの物語。

第一話 春の嵐と夏の約束

第二話 秋の竜巻と冬の薔薇

第三話 猫の天気予報

第四話 七つの「好き」の物語

第五話 晴れ、ときどき雪

エピローグーーあとがき、ときどきエッセイ





【著者紹介】
小手鞠るい : 1956年3月17日、岡山県備前市生まれ。魚座。血液型はA型。同志社大学卒業。1992年からニューヨーク州在住。手紙や詩、日記や作文が大好きで、中学生時代から、作家になりたいとあこがれていた。児童書、一般文芸書ともに著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひめか*

    YAコーナーにあって気になって読んでみた。10代の思春期の恋愛短編物語。ピアニストを目指す愛理と小説家を目指す雄大のお話が、キュンとして特に良かった。菜々花に恋をしているが、困らせたくなくて友情が壊れるのが怖くて言えない世緒莉。それに気づいている夢美。夢美は翻訳家になることを夢見て、ホームステイに来たジェイクに恋している。ベーカリーカフェで働く雪さんに憧れを抱くまりな。雪さんには婚約者がいて…それぞれの揺れ動く心がやさしく書かれていて、両想いにも片想いにも甘酸っぱい気持ちになった。他のシリーズも気になる。

  • 雪丸 風人

    恋を成功させる秘訣を知りたい?ならばぜひ!謳い文句はチョコレートボックスのような物語ですが、味わいはビターなのからスイートなのまで様々。なかなか出せない勇気など自分にも覚えがあり過ぎました。お互い違う目標を掲げながら、よい方向に刺激し合い高め合う二人は応援したくなりましたよ。思い込みからドはまりする苦悩や、すれ違いからの思わぬ展開など、簡単に成就しないからこそやっぱり面白い!そして、楽しい恋愛小説にだって国際色や多様性を盛り込むのは、もはや先生の十八番。作中詩にも要注目です。(対象年齢は12歳以上かな?)

  • にたいも

    ほんわか10代半ばのスイートで爽やかな恋の短編5篇。等身大な悩みをさりげなく書いていて、小中学生が読みやすそう。恋をすると、好きで好きで相手のことを考えて、自分のこともよくわかるようになるね。小手鞠さんらしい、多様性を意識した登場人物たち。4つの作品の後日譚になっているらしく、『ごはん食べにおいでよ』は特に読みたくなった。5粒のエシカルチョコが執筆のきっかけというのが、面白い。11歳くらいから〜

  • いなこ

    変わらない恋、遠距離の恋、秘密の恋、運命の恋、かなわぬ恋。彼女、彼らの恋する気持ちが散りばめられた、ちょっとまぶしい10代の初恋。好きが純粋で照れてしまうなぁ。この本の前の話もあるようだけど、こちらだけでも、それぞれの思い合う気持ちは伝わります。

  • kyoko

    高校生たちのピュアな恋バナ。 初々しくていいなー

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