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ほんとうの成長戦略の話をしよう(仮)

小幡績

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569814711
ISBN 10 : 4569814719
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
August/2013
Japan

Content Description

大胆な金融緩和、機動的な財政出動に続き、アベノミクスの本丸といわれる成長戦略が、大きな注目を浴びている。しかし著者はいう。成長戦略では日本経済は成長できない。ターゲティングポリシーは機能しない、規制緩和は既存の経済構造を守る方策、過剰な設備投資減税はばらまきと同じ、立地戦略は理論的に破綻している―。本書が明らかにするのは、日本・世界経済の緻密な構造分析から導かれる、「成長戦略」それ自体の間違いだ。すべての基本は「人」にある!いまこそ人と社会を有機的に育み、真の活力を生み出し日本を前進させる、ほんとうの成長戦略を語ろう。

目次 : 第1章 成長戦略では成長できない/ 第2章 政府ヴィジョンの誤謬性/ 第3章 企業競争力強化で経済は衰退する/ 第4章 特区戦略の誤り/ 第5章 地方が生み出す東京/ 第6章 景気刺激策が景気を殺す/ 第7章 「異次元の金融緩和」はなぜ失敗したのか/ 第8章 円高が切り拓く日本の未来/ 第9章 人の成長なくして経済成長なし

【著者紹介】
小幡績 : 1967年生まれ。92年東京大学経済学部卒業後、大蔵省(現財務省)に入省。99年退職。2000年IMFサマーインターン。01年〜03年一橋大学経済研究所専任講師。01年ハーバード大学経済学博士(Ph.D.)。03年より慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應義塾大学ビジネススクール)准教授。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)運用委員。行動派経済学者として知られ、テレビ、雑誌などのメディア、自身のブログでも積極的に発言(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さきん

    企業を優遇しないという意味では、新自由主義ではないが、デフレの悪影響を軽視している印象を受けた。財政出動をするくらいなら減税とあったが、人に対する財政出動なら効果あるのではないだろうか。具体的な数字はほとんどなく、例えば、公共投資がどれだけ重要性が低いかを相対的に示すデータや設備更新に関わる記述が全くなかった。円高か円安かについてももっとどの為替水準が現代の日本にちょうど良いかのコメントくらいあってもよかったと思う。教育投資や地方活性化に対する提言は良いと思った。

  • T坊主

    阿部首相は思想的に好きで長期政権を期待していますが、いわゆるアベノミクスには懐疑的です。消費税と円安ですべての企業、国民はダブルパンチを受けています。インフレ率2%と言っていますが、今はそれ以上ではないでしょうか。一般的な年金生活者にはもっと厳しいと思います。もう経済成長とか言わないで、今の安定成長で十分ではないのでしょうか。ですから、著者が言っている円高の方がよいと思うし、すべての基本は人、すべての政策は人に集中させることは重要だはよくわかる。1)生活地として魅力的な国、地域こそ競争力の高い国、地域。

  • 伊野

    特区戦略におけるターゲッティングポリシーの不備、リフレ政策のデメリットなど。社会システムデザインは細部を入念にコントロールするとかえって社会を殺すことになるという点は感覚的に納得できる。地域は如何にその地域の魅力を発見し発信していくかが重要。結びの各地域に高専を設けるという案は、会津大学の取り組みが参考になりそうだと思った。

  • ペンギン伊予守

    この人はもう読まない。

  • かやん

    まず人を育てようってこと。言ってることはわかるけど。

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