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評伝 菊田一夫

小幡欣治

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000019422
ISBN 10 : 4000019422
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「放浪記」などの名作で知られる劇作家・菊田一夫。辛酸をなめた幼・少年時代から、戦時下の苦悩、戦後の名声と葛藤まで、弟子として身近に接した著者が綿密な取材をもとに、人間・菊田一夫を温かな眼差しで綴る。

【著者紹介】
小幡欣治 : 劇作家・演出家。1928年東京生まれ。56年『畸型児』で第二回新劇戯曲賞(岸田國士戯曲賞)を受賞。63年菊田一夫と出会い、東宝と専属契約。以後、東宝系劇場に脚本を書き演出を担当。74年芸術選奨新人賞、78年『隣人戦争』で芸術祭大賞、88年『恍惚の人』『夢の宴』で菊田一夫演劇大賞、07年劇団民藝公演『喜劇の殿さん』で読売演劇大賞、同年朝日舞台芸術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • りえこ

    前から読みたかった本。想像以上に面白かったです。そうだったのかーという事がたくさん書かれていました。がめつい奴とがしんたれ、読みたい。

  • bapaksejahtera

    菊田一夫は私の若い時期に興味を持つ分野での有名人の一人だった。本書の内容から昭和史を実感を持って振り返る事が出来る。娯楽として身近だった演劇人が屡々登場するから興味深く読んだ。著者は「あかさたな」で商業演劇作家としても名を成した人物で、演劇についても独自の見識もあり、対象を礼賛するだけの内容ではない。この「評伝」は、菊田の生い立ちから始まって良く書けていると思うが、後半から余り説明なくかつ中途半端に「わたしと菊田」が始まる印象でやや困惑する。森繁久彌や長谷川一夫など周辺人物の菊田に掛るコメントが興味深い。

  • takao

    ふむ

  • midnightbluesky

    時間ですよで小鹿番がこの人の役で準レギュラーとしてチョコチョコ出ていました。

  • lsfid

    全く知らない人物であったが、とんとん拍子に劇作家への道を進むジャパニーズドリーム的サクセスストーリーとして、読み物として面白い。 丁稚として転々とした幼少期を送り、家族という感覚が破綻していたのであろうが、菊田の女癖に隔世の感をおぼえる。 「大衆に喜ばれる作品は低級だ、迎合だと言われるも、それは大衆の好む"色"であり、評価の好む色との違いなだけで、"レベル"の違いではない」というのはいつの時代にも言われることだ。大衆を喜ばせることに重きを置き、演出家の面が強い劇作家であったがため過小評価されていると思う。

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