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ISBN 10 : 4621305654
Content Description
動き、伝え、共に苦しむ―激震する集合的生命の未来を社会学者ジョン・アーリを起点に再考する。アクター・ネットワーク理論、相互行為論、エスノメソドロジーなど周辺分野に目配りし、移動と可塑性、存在と不在、メディア・コミュニケーション、自然、グリーフケアなど理論と実践のはざまにおける模索から、潜在能力としてのケイパビリティに誘う。ブルーノ・ラトゥールからアマルティア・センに至る論理の接続は圧巻の一語に尽きる。
目次 : はじめに―グローバル化とモビリティーズ/ 第1部 理論(『不在の存在』と音響の価値創出―アクター・ネットワーク理論、リスク論、アフォーダンスとの邂逅/ 『モバイル・ライブズ』―首都圏の鉄道システムにおける技術と身体/ 物流スタディーズと『カーゴ・モビリティーズ』―「表象されない忘れられた空間」と「秩序づけられた無秩序」)/ 第2部 理論から実践へ(時間のエッジにおけるグローバル・テレポイエーシス―メディアのモビリティーズで問題化される都市/ パフォーマンスとしての“まなざし”、実践のなかの“まなざし”/ マンガ・アニメに見る「自然」をめぐる論争―『ドラえもん』をContested Naturesの観点から考察する)/ 第3部 実践(見知らぬ人同士の“つながり”の変容/ 象徴権力としてのスポーツとジェンダー―「体育会系」ハビトゥスに見られるスポーツの象徴支配/ 死別の悲嘆が開くネットワーク―グリーフケアと動く場のスピリチュアリティ/ グローバル化と戦争のディスクール―日本人女性ディアスポラの言説における時間‐空間の再編成)/ おわりに―生物から見るモビリティーズの未来
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いたる
読了日:2021/08/02
ともり
読了日:2021/06/19
環世界
読了日:2021/03/03
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