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陸将、海将と振り返る 昭和の大戦 -クリティカルシンキング-

小川清史 (Book)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847075551
ISBN 10 : 4847075552
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

真珠湾奇襲はメインの戦いではなかった!アメリカは日本を恐れていた!海軍善玉論の大嘘、牟田口、辻は愚将ではない!?ミッドウェーは島攻略が最優先。定説とほとんど真逆。80年目にして、やっと言える、大東亜戦争の“本当の失敗”。

目次 : 序章 敗北ではなかった!?ノモンハン事件再考/ 第1章 真珠湾攻撃から学ぶべき本当の教訓/ 第2章 「陸」から読み解くミッドウェー海戦/ 第3章 改めて振り返るガダルカナル島の戦い/ 第4章 なぜインパール作戦は「史上最悪の作戦」になったのか?/ 第5章 世界最大の海戦・レイテ沖海戦とは何だったのか?/ 第6章 帝国陸海軍から見た知られざる沖縄戦

【著者紹介】
小川清史 : 昭和35年生まれ。徳島県出身。防衛大学校第26期生、土木工学専攻・陸上自衛隊幹部学校、第36期指揮幕僚課程。米陸軍歩兵学校及び指揮幕僚大学留学。主要職歴(自衛隊)レンジャー教官歴4年間、うち主任教官歴3年間。第8普通科連隊長兼米子駐屯地司令、自衛隊東京地方協力本部長、陸上幕僚監部装備部長、第6師団長、陸上自衛隊幹部学校長、西部方面総監(最終補職)。退職時の階級は「陸将」。現在、一般社団法人 救国シンクタンク 客員研究員。全国防衛協会連合会 常任理事

伊藤俊幸 : 昭和33年生まれ。愛知県名古屋市出身。防衛大学校第25期生。機械工学専攻。筑波大学大学院修士課程修了、修士(地域研究)。主要職歴(自衛隊)潜水艦はやしお艦長、在米国防衛駐在官、海幕情報課長、情報本部情報官、海幕指揮通信情報部長、第二術科学校長、統合幕僚学校長を経て、海上自衛隊呉地方総監(最終補職)。退職時の階級は「海将」。金沢工業大学大学院(虎ノ門キャンパス)教授(専門:リスクマネジメント、リーダーシップ・フォロワーシップ)。日本戦略研究フォーラム政策提言委員、全国防衛協会連合会常任理事

桜林美佐 : 昭和45年生まれ。東京都出身、日本大学芸術学部卒。防衛・安全保障問題を研究・執筆。2013年防衛研究所特別課程修了。防衛省「防衛生産・技術基盤研究会」、内閣府「災害時多目的船に関する検討会」委員、防衛省「防衛問題を語る懇談会」メンバー等歴任。安全保障懇話会理事。国家基本問題研究所客員研究員。防衛整備基盤協会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • TI

    これはなかなか面白かった。自衛隊の陸将と海将がいわゆる失敗作戦についての評価するんだけどもどちらかというと現場の司令官の責任よりもっと上部の責任だという意見。現場はできる範囲ではしていたという評価でなるほどなと。専門家の目線ではやはり違うのね。 一読の価値あり。星4.

  • Yasuhisa Ogura

    第2次大戦中の日本軍の戦いを伊藤元海将を狂言廻し役として、小川元陸将が検証したもの。伊藤氏も述べるように小川氏の指摘は、目から鱗的である。例えば、ミッドウェー海戦ではなく、攻略作戦であるべきだった。戦争目的を大東亜共栄圏としながらも、実際には自存自衛であった。海軍は作戦目的とは関係なく艦隊決戦してしまう。日本は、近代戦を戦っている意識がなかったなど。また、伊藤氏は戦艦大和の出撃を「集団自決」とさえ述べている。昭和の大戦には、学ぶべきものがまだまだ残されているのである。

  • たかひー

    ★★★ いくつかの局地戦について、純軍事的な視点で考察を加える。一般で見聞きするものと少々支店や考え方が異なったりは興味深い。いわゆる「空気」でだれも止められなかったこと、上層部が細かい作戦にまで口出しするマイクロマネジメントで戦局を悪化させたことなどは、今日のマネジメントに通ずるところがあり学びとなった。

  • startvalue

    ★★★★★

  • Takuya Nishida

    負けるはずの無い戦争に負けた昭和の大戦を『失敗の本質』を土台に元将官が語る。陸海の対立や縦割りの官僚組織といろいろ言われるけど根本はグランド・デザイン無しに開戦してしまった事に尽きる。

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