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変容するインドネシア

小川忠

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784839603366
ISBN 10 : 4839603367
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
小川忠 ,  

Content Description

インドネシアが日本を抜くのは時間の問題か‥台頭するインドネシアの実力を知らないのは日本人だけだ。20年以上この国を見続けている著者が最新の情報と自らの観察をもとに
インドネシアの全体像をリアルに描いた大著です。カギとなるのは「イスラーム」と「デジタル化」。

【著者紹介】
小川忠 : 跡見学園女子大学文学部教授。早稲田大学アジア研究所招聘研究員。1959年神戸市生まれ。2011〜16年同基金東南アジア総局長(在ジャカルタ)。2017年より現職。専門:国際交流政策、東南・南アジア研究。著書:『ヒンドゥー・ナショナリズムの台頭』(NTT出版、2000年。毎日新聞・アジア調査会アジア・太平洋賞特別賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • makimakimasa

    著者の本は赴任直前に読んで以来だが、上司宅で新作を見つけて拝借し、在住9年目に入るのに合わせて読了。貧民街「ダゴ・ポジョック」等の芸術を売り出すバンドン、イスラム法による自治の約束をスカルトが反故にしたアチェ、宗教紛争地ポソ、西洋間で取り決めたオランダ領有が実際現地では自覚不十分だったパプワ、最貧困州かつイスラム比率が最も低い東ヌサ・トゥンガラ、リリ・リザ監督『スコラ・リンバ』(森の民の学び場)の舞台スマトラ、新首都候補は当初パランカラヤだった等、各地の歴史と今が色々勉強になる。プラナカンについても1章。

  • K

    「多様性の国インドネシア」とのなんとなくのイメージが、今ではその本質を揺るがしかねない事態になっている。「デジタル化」が進み、スマホやSNSの普及によるプラスマイナス両面の影響が顕在化し、政治、経済、宗教がその煽りを受ける。日本とも「支援する・される」の関係から「肩を並べて歩む」パートナーとして、お互いに協働していかなければならない。

  • takao

    ふむ

  • RYU

    現代インドネシアは、グローバリゼーションと連動し、イスラーム化とデジタル化が進行。インドネシア・イスラームが従来有しているとされた寛容性が失われつつある。ヒンドゥー文化の復興運動Ajeg Baliが活性化するバリ島、Creative city政策により変貌を遂げつつある西部ジャワのバンドン等、インドネシア各地の社会・文化的変容が紹介されている。イスラム教の他に多彩な宗教がある(東ヌサ・トゥンガラ州はキリスト教88.8%他3州で50%超、バリ島ではヒンドゥー教83%)、多様な社会の変容を多角的に論じる。

  • young

    その多様性に驚く。そしてその包括性にも驚く。偶然にもインドネシアという国を深く知る機会を得たが、これからアジアや世界の中でより存在感を出していく国となるだろ。この国に縁することができたことに感謝だ。 青年医師たちが独立を担っていく存在になっていたことも大きな学び。新大統領の当選の時期と、研修10日前に読めた。

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