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日常的な延命 「死にたい」から考える

小川和

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784910947044
ISBN 10 : 4910947043
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan

Content Description

ふと「死にたくなる」ことがある。

著者の小川和は「『死にたい』とはどのようなものなのか。無論、答えは人それぞれに異なっている。だからこれは、自分で自分の悩みに答えを出すために書いた」と語る。

例えば、座間9人殺害事件がどう「死にたい」と関連しているのか。SNS上の言葉を分析。関連する願望として「承認欲求」に対する「安心欲求」論を展開する。さらに自身の体験から「ひきこもり」と「移民」を結びつけて、自殺に至らないための方法を探る。

筋トレ、宇野常寛、坂口恭平、ベケット、カフカ、呪術廻戦、ONE PIECE、インディペンデント・アニメーションなどをベースに、「死にたい」について考えていく。
小川和は、ゲンロン批評再生塾出身。今作がデビュー作となる。佐々木敦氏推薦。

【著者紹介】
小川和 : 1991年、千葉県生まれ。作家、批評家。慶應義塾大学文学部卒業。「ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾」に参加し、さやわか審査員特別賞を受賞。本書がはじめての著作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しゅん

    もっと自身の「死にたい」の体験から考える書物かと思いきや、一般的に観察される「死にたい」への処方箋として書かれていた。

  • りおん

    三分の一くらいまで読んだとこでの備忘録 制作をし、経済を回し、他者と交流することが自殺の予防になる、という話にまとまりかけているが制作まではまだしもそれによって金銭を得る、他者と交流する、は一定以上のレベルに達していないと無理では…?一般流通に乗せない趣味の範囲での話とは言っても売り物になるレベルって相当なのでこれを作家さんが言ってもなあという感じはしている。

  • SAHARA

    「死にたい」と考えているうちは、死にはしないということか。そのための方策を持っておく。それは映画でも制作でも、引きこもりでも旅行でも留学でもいい。 カフカ読んでみようかな。 存在論的不安(一般的な死にたい)と幽霊的な死にたい(死ぬかもしれない、社会的な死にたい)。

  • pp

    難しく思えるところもあったけど読みたい本増えたし、自分のネガティヴな感情をもっと客観的に現実的に対処したほうがいいよなと思った。

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