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ISBN 10 : 4065306809
Content Description
speechを「演説」と訳した福沢は、自身が類い希なる名演説家だった。日本の近代化・文明化のためには、独立した個人が自らの思想を大いに論じ合わなければならない―時代が動き出す中、よりよき未来への思いを、熱く巧みな弁論で語り尽くした、その記録。机上の文章とはひと味違う、聴衆に直接語りかけた言葉が、時代を超えて日本人の心を撃つ!
目次 : 第1章 「演説」と「交際」の創始(「演説」とは何か/ 演説はなぜ必要か ほか)/ 第2章 実業界へ出でよ(政治経済学の学び方/ 仏教保護の必要性 ほか)/ 第3章 立憲国家の国民へ向けて(塾経営を小泉信吉総長に託す/ 形ある「文明開化」は銭なり ほか)/ 第4章 個人の独立、国家の独立(銭は「人生独立の母」なり/ 元禄武士の心で町人の働きを ほか)/ 第5章 次世代へのメッセージ(還暦の回顧と後進への期待/ 気品の泉源、智徳の模範 ほか)
【著者紹介】
小川原正道 : 1976年、長野県生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。現在、慶應義塾大学法学部教授。博士(法学)。専攻は近代日本政治史・政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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