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日本の戦争と宗教1899-1945 講談社選書メチエ

小川原正道

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062585699
ISBN 10 : 4062585693
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦没者法要、海外での神社創建、伝道という宣撫活動……。仏教、神道、キリスト教等は戦争といかに相対したか、気鋭の研究者が描く。

【著者紹介】
小川原正道 : 1976年、長野県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。現在、慶應義塾大学法学部教授、ハーバード大学ライシャワー日本研究所客員研究員。博士(法学)。専攻は近代日本政治史・政治思想史・宗教行政史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 三上 直樹

    先の大戦において、神道・仏教そしてキリスト教までもが八紘一宇に乗じて布教にいそしんだ歴史を明らかにした一冊。 矢内原忠雄氏のように反戦の宗教家の紹介もありますが、それがまったく無力に思えるほど宗教が変節していた事実と、それだからこそ現在の日本会議を組織しているのが、つくづくわかります。

  • maqiso

    明治維新政府は宗教を管理下に置こうとし、キリスト教は公認したが危険視していた。仏教教団はキリスト教に対抗するため中国での布教を目論んだが失敗し、日本の支配地域で政府や軍と協力して布教を進めることになる。日中戦争以降は仏教神道キリスト教が団結して戦争を正当化し、軍と政府を精神面で支えた。反戦を訴える宗教者もいたが組織的なものにはならず弾圧された。朝鮮と満州、太平洋の諸島などに多くの寺社が建てられたが、敗戦後にほとんどが消散した。

  • しろきいろ

    図書館。斜め読み。明治のキリスト教についてしりたくて借りたもののちょっと間違った。巻末資料が膨大で引用の頻度と情報量がものすごいつめこまれてまとまって読めるのでほんとにこのタイトルどおりの内容に興味が湧いたときに再読したいな…すみませんでした

  • たぬき

    王法 仏法 ってのは 結構長いコンセプトね

  • 小出享一

    本書を読むと、宗教界と軍部が相互依存しながら、戦争協力したことが読み取れる。そうしないと宗教は生き残れかったし、布教活動のためにも必要だった。結果的に積極的に戦争に加担するることにもなった。

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