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ウクライナの発見 ポ-ランド文学・美術の19世紀

小川万海子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784894348172
ISBN 10 : 4894348179
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2011
Japan

Content Description

プロイセン・オーストリア・ロシアの3列強により領土を分割された19世紀、ポーランド文化史上、最も重要な意味をもつポーランド・ロマン主義が開花。その源泉となった“ウクライナ”を美術・文学の中に辿る。

【著者紹介】
小川万海子 : 1967年東京生まれ。1989年慶應義塾大学文学部卒業。2008年東京外国語大学大学院地域文化研究科博士前期課程修了(文学修士)。1994‐2004年外務省勤務。香老舗松栄堂第26回「香・大賞」審査員特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • メルセ・ひすい

    15-82 琥珀は喉に優しい、風邪を追い払うそれは地球の歴史 17世紀美貌の公女バルバラ・オソリンスカの胸元の6つ玉琥珀のネックレスをたたえる詩…★目に痛むダイヤモンドの挑みかかる輝きでもなく 掘り手の血に色取られた紅玉でもなく これ身よがしの黄金の厚かましさもない そは実り豊かな秋の稲波の上にかかる月の光か ・プロイセン・オーストリア・ロシアの3列強により領土を分割された19世紀、ポーランド文化史上、最も重要な意味をもつポーランド・ロマン主義が開花。その源泉となった“ウクライナ”を美術・文学の中に辿る。

  • 宵子

    ポーランドの芸術から見る「ウクライナ」の扱い・モチーフ・表象について述べたもの。田舎崇拝にも似ている?曰く、ウクライナはポーランド人にとっても心の故郷云々があるのだが、現地の人が聞いたら、どう思うのかな。

  • T.Y.

    第1章でウクライナの歴史的概説の後、第2章で美術、第3章で文学からそれぞれ、「ウクライナ」を描いた19世紀ポーランドの芸術を取り上げる。ポーランド美術・文学というマイナー分野の紹介はそれだけで貴重で興味深い。カラー図版も30枚ほどあって十分な質。ところどころに日本の古典文学との比較もあって、一種の風土論のような感も。それほどアカデミックな論でないのは著者の経歴を見て納得。

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