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エトセトラ Vol.11

小川たまか

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784909910233
ISBN 10 : 4909910239
Format
Books
Release Date
May/2024
Japan

Content Description

特集:ジェンダーと刑法のささやかな七年

じつに110年ぶりとなった2017年の性犯罪刑法改正と、根幹的な変化があった2023年の刑法改正。実現したのは、被害当事者や支援者、性教育、法曹、医療、ジャーナリズム、研究、表現活動‥etc.それぞれの現場で性暴力に向き合い、社会を変えようとしてきたたくさんの力があったからだ。
フェミマガジンVOL.11は、性暴力を取材しつづけるライターの小川たまかをゲスト編集長に、この7年を振り返り、「ほとんどない」ことにされながら日本の性暴力とたたかってきた、それぞれの運動を記録する。論考、エッセイ、座談会、読者投稿など。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • オサム兄ぃ

    40年前に法学徒であったためか「虎に翼」愛が止まらない。テンポの良い物語と、役者の熱演に毎朝感激する。同時に法とは何か、という問いが長い時を隔てて蘇り自分でも驚く。最近は法制度の変化をポツポツ辿っている。性犯罪をめぐる刑法改正は特に大きく、文語体条文を口語に改めることさえ難渋していた昔とは隔世の感が。本誌は法律の解説書ではない。特集執筆者に弁護士も含まれるが、多くはフェミニズム運動や性犯罪の被害者のケアに関わる人たちだ。それゆえ刑法改正の立法事実(どういう課題の解決を目指したのか)を実感できた。

  • ヘジン

    全然ささやかじゃないよ、大きな一歩だよ、謙遜がすぎるよ!と思ったら、この言葉には皮肉を込めたとのこと。まだまだ途上。だけど今現在、やっとここまで来られたという記録として残すことはとても大事なことだし、個々のニュースは知っていても、まとめて俯瞰できるのはありがたい。個人的にショックだったのは、2017年の刑法改正の際に日弁連から出された、「(いわゆる)男性も被害者に」と、「監護者性交等罪の創設」に関しての反対の意見書。なんかもう、愕然とした。この反対は通らず、改正法案は全会一致で可決した。本当によかった。

  • たつまき

    村田沙耶香さんが寄稿していると聞いて読みました。村田さんのことがさらに好きになったし、元々小川たまかさんの記事を読んでいたのでさらに二人が好きになる内容だった!4000字ほどの原稿をお願いして、15,000字の原稿を書いてきた村田さんの想いの強さ、どこか儚く力強い言葉の数々に勇気づけられながら読了。新潮も読みます。

  • よっちん

    研究室

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