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武家屋敷の殺人

小島正樹

User Review :2.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061826953
ISBN 10 : 4061826956
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2009
Japan

Content Description

探偵役は、若き弁護士とリバーカヤック仲間のフリーター。孤児院育ちの美女が生家探しを依頼に来て…。掟破りの密室死体消失トリック。最後のどんでん返しまで目が離せないジェットコースター新感覚ミステリー。

【著者紹介】
小島正樹 : 埼玉県生まれ。2005年『天に還る舟』(島田荘司氏との共著・南雲堂)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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冒頭など特に 島田荘司氏の『眩暈』を彷彿...

投稿日:2010/10/08 (金)

冒頭など特に 島田荘司氏の『眩暈』を彷彿とさせる作品だ。 ただ 作品として『眩暈』の域には達しておらず、新鮮味も感じられなかった。 まず登場人物にあまり魅力を感じられないことが挙げられる。 ワトソン役(兼少しホームズ役でもある)の川路弁護士だが、自分のことを「わし」と言うのに、語尾を「○○っす」と話すなど、人物像が絞りづらい。 ヒントだけ与えるホームズ役の邦彦に関しては、なんだか全く好感が持てない。 たすきに「どんでんがえし」と書いてある割には、予想の範囲を超えない結末だし、意外性もリアリティーもあまり感じられなかった。 ただ個人的にはこういったジャンルは最高に好なので、どうかかんばって素晴らしい作品を生み出してもらいたい作家さんである。

ヒューブーン さん | 静岡県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止

    那珂邦彦その1。小島さんらしいトリックはいいとして、主人公の口調と探偵の設定はもう少し何とかならないものか?

  • Ikutan

    児童養護施設の前に捨てられ、園長夫婦に育てられた瑞希。20年前の不穏な内容の日記を手がかりに彼女の生家を調べることで、辿り着いたのはある武家屋敷での事件。ミイラ。瞬間移動。死んだはずの人物がなぜ。果ては江戸時代の愛憎の争いまで。数々の謎と渦巻く悪意。二転三転するラストに最後まで目が離せません。舞台となった大和市は住んだことがあり地名に馴染みがあって読みやすかった。確かにあの頃から、米軍機の爆音は凄かったなぁ。2段組の読み応えのあるミステリーです。探偵役は若き弁護士と冴えた頭脳のフリーター。面白かった!

  • yumiDON

    タイトルから館もの風を想像していたが、予想に反し過去の殺人を扱う内容だった。血を流す塀や一晩で色が変わる壁、などは小手調べ。氷室の中のミイラの謎や、消失死体などなどしつこいくらいに謎だらけ。生家を探す美女が探偵事務所を訪れる、という冒頭から期待を込めて読んでしまう。ただ、探偵のキャラとしゃばりがよく分からず(一人称が“わし“なのに「〜ッス」しゃべりだったり)そこが残念と言えば残念。

  • MATHILDA&LEON

    私が読んできたものの中で、今までにないタイプのミステリー小説だった。昔の謎を解く、すると次にまた新たな事件が発生する。もう、辺りは謎だらけ。それを順々に解いていくのが、2人の性格の違う“探偵”で、それがなかなか面白い。色合い(印象)は京極夏彦の『京極堂シリーズ』のよう。非常に楽しめた一冊。

  • たかなし

    あらすじにジェットコースターミステリーと書いてありましたが本当にジェットコースターのようにどんどんどんでん返しがやってきます(笑)凄い詰め込んであってお得でした(笑)★★☆☆☆

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