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ISBN 10 : 4563045985
Content Description
現代において、エネルギーの有効利用、および省エネルギーは持続可能な社会を実現するための重要な課題となっている。本書は、さまざまなプロセスや装置、機械をめぐるエネルギーについて、エネルギー有効利用や省エネルギーの理論的目標値をどのように解明し、評価するかということを述べたものである。エネルギーの有効利用の検討に用いられる量を最大有用仕事(エクセルギー)といい、これがエネルギー保存の法則とエントロピーに基づく熱力学第二法則を結合することで定義されることを丁寧に解説している。エネルギー関連技術者はもとより、省エネルギーに関心を抱く学生にとっても必読の書となるだろう。
目次 : エネルギー有効利用について/ 基礎法則1―エネルギー保存の法則/ 基礎法則2―エントロピーに基づく熱力学第二法則/ 最大仕事―可逆プロセスで与えられる仕事/ 最大有用仕事―エネルギー量から取り出せる仕事/ エクセルギー―最大有用仕事をエクセルギーという/ エネルギー有効利用の原理(物質の出入のない閉じた系の場合/ 定常状態流れ系‐連続式プロセス)/ 化学反応のエクセルギー変化―化学エクセルギー
【著者紹介】
小島和夫 : 1927年神奈川県半原に生れる。日本大学名誉教授。1951年日本大学理工学部工業化学科卒業。同年日本大学助手、専任講師、助教授をへて1965年教授、1997年名誉教授。工学博士。専攻は化学工学。化学工学会名誉会員。分離技術会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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